2005/6/24 金曜日

夏の浴衣

Filed under: 普段の着物 — patra @ 19:38:22

暑かったですね。

たすき掛け

今どき珍しい、紺地に大胆な白抜き模様の柄はポンポンダリア?か菊?大正時代の意匠です。
中目黒の古着屋「池田屋」さんで見つけて十数年前にプレゼントした木綿の浴衣、懐かしがって着てくれてます。

時代劇チャンネルを熱心に見てる母の後ろ姿は襷がけ、赤い毛糸で編んだ襷(タスキ)は私のをあげました。腰紐より、ほどけ難いし毛糸は柔らかいので肩がラクチンだそうです。
浴衣

普段着といえどもタスキや帯がカラフルにコ−ディネートしてあると元気そうで威勢がいいでしょう。後ろ姿だけ働き者風な(笑)下町のお婆さんです。

夏は暑いので割烹着は止めて着物の残り布で作った、長い前掛けをするんですよ〜木綿の柄の継ぎはぎに紐だけ紫とか派手に使います・・・。

暑い夏が苦手なので、更に団扇とカキ氷が彼女の必需品。それと濡れタオル(笑)
元気そうに見せていますが、気力でしょうか?
人工関節の手術を4回、体部癌、膀胱癌と闘い続けてきた88才なんです。

頑張りました。料理と掃除がまるでダメ・・でも赦します(笑)


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