夏の浴衣
暑かったですね。
今どき珍しい、紺地に大胆な白抜き模様の柄はポンポンダリア?か菊?大正時代の意匠です。
中目黒の古着屋「池田屋」さんで見つけて十数年前にプレゼントした木綿の浴衣、懐かしがって着てくれてます。
時代劇チャンネルを熱心に見てる母の後ろ姿は襷がけ、赤い毛糸で編んだ襷(タスキ)は私のをあげました。腰紐より、ほどけ難いし毛糸は柔らかいので肩がラクチンだそうです。
普段着といえどもタスキや帯がカラフルにコ−ディネートしてあると元気そうで威勢がいいでしょう。後ろ姿だけ働き者風な(笑)下町のお婆さんです。
夏は暑いので割烹着は止めて着物の残り布で作った、長い前掛けをするんですよ〜木綿の柄の継ぎはぎに紐だけ紫とか派手に使います・・・。
暑い夏が苦手なので、更に団扇とカキ氷が彼女の必需品。それと濡れタオル(笑)
元気そうに見せていますが、気力でしょうか?
人工関節の手術を4回、体部癌、膀胱癌と闘い続けてきた88才なんです。
頑張りました。料理と掃除がまるでダメ・・でも赦します(笑)