ふだんどうり
昨日病院へ行った父と姉が何事もないような顔で戻ってきた。じゃ安心なのかな?と思ったら金曜日に再検査をするそうで、二人とも平然としているので母と私の方が驚いた。
なんでも父の首の痛みはやっぱり骨に多少の問題があるらしく、先生曰く「お父上は頭の良い人だから、下手に隠しても無駄でしょうから、何かあったら正直に申し上げますからね」・・・と開口一番申し渡されたそうだ。
物事には何でも終わりがあるので、もしも大事でも、もう手術とか延命は一切しません、本人を前に直接お話があったそうです。
なんというドライな対応か、と思わぬでもないが、当の本人が案外に澄ましているのだから家族も澄ました顔でご飯を食べた。
久しぶりに平目の刺身、エンガワのお造りが美味しい。冷凍じゃないマグロの中トロも美味しい。ハンペンのおつゆに生姜を刻んだキャベツの古漬けがこれまた美味しい。しばらく晩酌はしないようにとのお達しだったから、横の殿老人をそれとなく見てみると、平然と箸を器用に動かして嫌いな紫蘇の葉を除けながらドップリと醤油に浸したマグロを大口あけて食べるところだった。いつもなら「こら、野暮天、そんなにお醤油を付けちゃダメでしょう」と言うところをグッと飲み込んで母と目配せし、小さくわらうしかなかった。
patraさん、こんにちは。
そうですね「ふだんどうり」がいいですね。
6月に入院した夫が、また異変を感じたと今朝病院に行きました。
「子供じゃないんだから」と、ひとりで行きました。
また入院かも…と、落ち着かない時間を過ごしていますが
patraさんの言葉を読んで、そうね「ふだんどうり」がいいな、と。
心配の先取りをしても仕方ありませんもの。
ありがとうございました。
コメント by サハラ — 2004/12/2 木曜日 @ 9:33:05
>サハラさん、きのうは貴女のブログでご紹介くださってありがとう。
さっき朝食の時、父が「本音を言ってもいいか?」と聞くので「どうぞ」と答えたら
「背中の痛みだけとれれば、ほんとはあんまり長生きしたくないよ、先生がこれからですよ、なんて言うけどね」と笑って言ってました。
顔色も良いし、何処が?と思うのですが骨じゃあしょうがないです。
サハラさんの夫殿はまだまだお若いのだから何事も前向きで治療しましょうよ。
ご飯はできるだけお魚や野菜料理にしてみるつもりです。
豆乳も嫌がるのですがヨーグルトと混ぜたら「うまいね」と。
心配してもしなくとも結果はおなじなんですよね、きっと。ならば平常どうり暮らしましょう。応援してます。
コメント by patra — 2004/12/2 木曜日 @ 10:28:25
patraさん、ご心配おかけいたしました。
お父さまとの会話を拝見してモニターが滲みました。
今日のpatraさんの記事を読むまでは、
入院セットを準備したりして夫の報告を待っていましたが、
「ふだんどうり」で過ごそうと仕事を続けました。
夫は、今回は入院を免れましたが今後もこういうことは起こるのだと
あらためて思いました。もう少し、気を配った生活をと反省しました。
そういうことを考えるいい機会だったのかな、そう思うことにします。
> ならば平常どうり暮らしましょう。応援してます。
はい、そうします。
ご心配おかけしたお詫びと、お気にかけていただいたお礼を込めて。
コメント by サハラ — 2004/12/2 木曜日 @ 21:05:38