2010/7/4 日曜日

強かったドイツ・・・

Filed under: 友人,日々雑感,時代 — patra @ 3:21:53

CIMG7474CIMG7479CIMG7483先日遊びに来た友人から、仕事仲間で尊敬していた人へ闘病の励ましを依頼される。言葉で人を慰めたり励ますのが、いかに難しいか・・・虚しいかを知っているだけに即答できなかった。
しかし、そうは言っても励ますのがしごと・・・

午前中までに書くはずがヘルパーさんが来てくれている間には書けなかった。パソコンで打っていると、見かねたヘルパーさんが午後一で寄りますから、それまでにユックリ書いておいて下さい!と立ち去った。
みな優しい。
果たして私の手紙で末期の彼の心に何かが届くのだろうか?確信はないが伝えねばならないこと、正直に書いた。
業界一のスピードで、誰もが溜息をつく数々の美しい仕事をこなした彼のゴールは、やはりスピードを伴うことを・・・。凡庸な我々とは違うスピードを神様が設定なさった故の輝かしい成功だった。大いに自慢し満足な生き方ができたね、と自分を心から赦してあげて欲しい・・・。

手紙で消耗してしまった私だが、母も励まさなければならない。食べられそうな食事を作ります。美味しいと完食。

ドイツを応援したら、4点も取った。マラドーナの無念な顔・・・
手紙を読む友人も無念だろう・・・慰めることは本当にむずかしい。でも彼は何度も何度も仕事で素晴らしい勝利の美酒を味わってきた人だ。凡庸なる我々には気の遠くなるほどの質と量だ。仕事ぶりは、今日勝ったドイツみたいに完璧、誰も敵わなかった。
後悔する必要など無い・・・本人自身がいちばん良く知ってるはずである。


2010/7/3 土曜日

パルムのアイス

Filed under: 家族,日々雑感 — patra @ 1:37:26

IMG_0704IMG_0708倹約してる?娘にエコールクリオロの美味アイスクリームを注文してもらえなくなった老母のお気に入りは「パルムのチョコアイス」大きさが丁度老人向きです。
氷川下のショートステイでお昼は鮭で軽く食べてしまった母・・・アイスなら入るわよ、とご満悦。子供帰りの92才・・・
娘もどんどん感染し幼児染じみてきて、収拾のつかない我が家です。困ったもんだ。
ほぼ本能だけの「好きだ嫌いだ」の単純人生まっしぐら。

傷つく人もいるだろうな〜。でもね、これまでの忍忍な辛抱人生だもの、「好き」しか考えないことにしたんだ!と。


2010/7/2 金曜日

日常が戻ります。

Filed under: 家族,日々雑感 — patra @ 2:43:17

IMG_0697IMG_0700明日、といっても今日のお昼には母が戻ってきます。今度はどうだったでしょうか?周りに溶け込めたかな?等とちょいと心配です。

素麺を茹でて冷蔵庫に仕舞いました。規制品の汁が甘いので自家製を作りこれも冷蔵庫。腕が上がらず仕舞うのに往生します。

美意識がちょいと、なんて言っても無駄なくらい手前だけに詰め込んだ情けない状態の冷蔵庫です。汁の冷やす場所がもうありません。こまって、そうだ,ジプロックの袋はどうかしらん?
やってみますね。


2010/7/1 木曜日

昔からの仕事なかま

Filed under: 友人,料理,日々雑感 — patra @ 3:02:24

IMG_0695IMG_0690IMG_0689母の留守の間に遊ぼう会、と友人達と逢う計画の最後の日でした。
大手ファッションメーカーの敏腕プレスだったHさん、一番楽しみに待ってくれていたのに残念、やっぱり高齢の母上が緊急手術になってしまい欠席。皆、そんな年令に確実になっている。独身の現役スタイリストSさんは彼女が18のときからの友人なので、お互いのウエストを気にし、軽いデイナーにすることにして素麺です。ワインを持参してくれる。
ヒルズに住んで居た,売れっ子スタイリストなので、我が家の台所だけは初公開でドキドキ。
ところが凄く喜んで、あちこち見て回って面白がってくれました。昭和のレトロを感じる、とか此の家の構造はどうなってるの?「いいな。いいな。」の連発なので、こっちが驚いてしまう.今は引っ越しされたけれどあのヒルズですからね・・・・何度もペンキを塗り直した戸棚や補強したドアとか、貼ったら取れなくなったビニールクロスの洗面台の窓とか、実にユーモアな貧乏暮らしを褒めちぎる。今の時代になって、やっと長屋人気到来だしね〜(笑)
写真は実物より良く写るから引き算してください。
何時も評判が良いのが、自家製のヒジキ。松の実入りを喜ばれるので箸休めに出すと初めに食べ切る勢い。彼女は料理は全く作らない仕事一筋の暮らしなので、こんなのを喜んでくれる。
先日のローストビーフの残をシェアし、サーモンのサラダなどで。ワインはボルドーでした。素晴らしく美味しい.二人で1本。風吹ジュンさんのドラマを見たり、業界のゴシップや、これも共通の友人の闘病生活の報告等、気がついたら6時間も話していました。黒ばかり着ているので又も意見しちゃった。色を着こなす訓練しとかないと婆さまになったら困るよ。と老人になってもキレイな美容の心得なんかで盛り上がる。
此の日届いたカサブランカは4本で千円でした。
開きすぎてるので、と花屋さんのオマケです。貧しくともこんな幸運に支えられて暮らしています。
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2010/6/29 火曜日

放ってはおけない

Filed under: 友人,料理,日々雑感 — patra @ 17:53:43

CIMG7434CIMG7436CIMG7438CIMG7439IMG_0674CIMG7441CIMG7444無いかな、と思っていた写真を少しだけ写していました。またローストビーフ?恐怖のワンパターンですね。車椅子で今の台所でお客様するにはこれが作り置きできるので便利なのです。
それでもハプニングがあったりして用意しておいた薬味等出し忘れ何度もテーブルと台所を行き来しては
「あれ?何をお出しするんだっけ!?のボケぶりも満開な台所宴会でした。

若いナオさんに手伝ってもらい冷蔵庫から胡瓜とホタテサラダを出してもらったり、ひとまず乾杯。
飲まない筈が、大好きな冷えたシャブリに、やばい、酒モードに突入です。ここでも意志薄弱ぶり露呈。青目の友人は大昔の私を見かけていたらしく長い髪のことを覚えてくれていました・・・。
昔は素敵だった、の過去形wが刺さる。ナオさん!努々油断召さるなw年齢差30才。

私の知らない青目のTV時代の脚本の話や私のヨタ話で盛り上がる。自己紹介なしの適当な無手勝流はいつものとうりで、途中ワインオープナーがコルクの中で折れてしまったりの爆笑オマケ付き。
相変わらずストレートにしか喋らない私を青目に「口を慎め」と日本人の美徳が備わっていない点を指摘される。産まれっぱなしで済まないことです。実は日本人じゃないのです。信じそうなお顔の若者w
途中,お土産のランブルスコを冷凍庫にいれた侭をナオさんが思い出して救出するもやはり飲み忘れてました。
朝、今度は冷蔵庫に戻しました。

中国の深山に自生する岩茶を、わざわざ中国まで飲みに行った青目の友人,藤原さんに入れて頂いたお土産の岩茶・・・この時私は既に酔っていたのですが、お湯を沸かそうとしてた彼女にポットのお湯を教えてしまい・・・一口飲んで心の中で反省していました。
熱湯で沸かし、それから煎れて頂くべきだった・・・お酒のまないで頂くべき、そんなお茶でした。

隠遁生活のまま年令だけ重ねてしまう自分に青目が今度はもっと外に出なさい。と本音のありがたいお言葉、でも今の日本では、私の美意識が、(あるのか?未だ、と問われそうだがw)かっこ良くお洒落とはほど遠いバリアフリーなので「嫌なこった」と即答しておいた。
脚本家には年令制限があるか?の話になった。有るとは哀しいから頑張れ青目。「やる気充分だけど仕事が来ないのよ」と台所のファンの下で銜え煙草の青目が嗤う。今のTV局のPの衰退を重ねる・・・吉凶交々な話題で盛り上がった夜でした。皆さん。お疲れさまでした。


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