2010/8/19 木曜日

怪我から会得

Filed under: 人物,料理,日々雑感 — patra @ 0:24:44

CIMG7830IMG_1004IMG_1002【朝食は食ったか】


偉大な修業などというと、
どんな奇抜な人間離れしたことをすることかなどと思う間は、
まだ何もわかって居(お)らぬのである。

尋常日用の工夫に徹するのが大修業なのである。

大いに悟りを開こうと思って、
先(ま)ず佛(ほとけ)という偉大な者の
秘義をつかもうとあせって居る僧に、
趙州和尚(じょうしゅうおしょう・唐末の名禅僧)は答えた。

朝食は食ったか。
はい、いただきました。
食器をよくかたづけなさい、と。

『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊
人に物を食べさせるのが好きだった私が不覚にも火傷など負うと、やっぱり暫くお湯の鍋が恐い。
レンジでブロッコリーは色も柔らかさもピッタリ
だが、インゲンは失敗した。色悪し。
昨日のオクラも筋張って失敗・・・レンジで野菜をチンも頃合いが中々難しい。
日常の修行はご飯を作り、食べ、後かたずけを倦む亊無く繰り返すに尽きる・・・
侮ってはいけないレンジ、夫々の野菜に相応しい数秒を見極めねば、なんて大袈裟か?
時代遅れを実感する。
足に残る火傷の痕を全く気にしないで済む年令になっている。人生は中々です。見苦しき老女のショートパンツ姿と永遠におさらば出来たわい。


2010/8/18 水曜日

こんな気持ちかな?

Filed under: 日々雑感,時代 — patra @ 0:23:28


【八 休】

消し難きの味は食するを休(や)め。
酬(むく)い難きの恩は受けるを休め。
守り難きの財は積むを休め。
釋(と)き難きの怒は較(あらそ)うを休め。
得(え)難き物は蓄えるを休め。
久しくし難きの友は交わるを休め。
雪(すす)ぎ難きの謗(そしり)は弁ずるを休め。
再びし難きの時は失うを休め。

 
 『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)

何だ、そうか!上記のごとき悩みは
やめれば簡単に解決するのか、と悟った日。

CIMG7833


2010/8/17 火曜日

にゃんこ兄妹

Filed under: ネコ — patra @ 0:34:20

CIMG6618静かにしてるしかないな・・・・何時もは足の上に乗ってしまうオバカ猫兄妹が

何と絶対に乗らないのです。
包帯に巻かれた足がわかるのか?

偉いね・・・・
これは前に写した写真だけど。


2010/8/16 月曜日

しかし・・・

Filed under: 日々雑感,時代, — patra @ 1:21:41

CIMG7827CIMG7825笑ってる場合では無い。長引くに決まっているので一先ず母を急遽、ショートステイに行かせる事になりました。が、点数をオーバーしているのが問題です。ケアマネジャーさんが奔走してくださっています。

電話まで故障してしまい内線通話が出来ずに不便です。
でも秋には引っ越しだから・・・息子達が戻ったら機種を相談することにして・・・天窓用の棒で母の部屋の頭らしき所を叩いて見る。トン・トン・・反応が無いのでガンガン叩くとバン・バンと返事が戻ってきました。あ〜もう何と言うか疲れる日々。
降りてきた母は、開口一番「朝のお粥は美味しかったけど、昨日の夜のは不味かったわよ」
何かムカつくので「そんな余計な事は言わなくてよいから・・」すると「だって本当の事だもん!」に実にやるきが削げます。まさかショートでは静かにしてて貰いたい。

日本を悪くしてるのは頑固老人だな!

戦後,進歩という階段を登るだけで良かったのに、下ることになろうとは。

茄子とニンニク芽が美味しい豚の生姜焼きとオクラの赤出し


2010/8/15 日曜日

姉の納骨の日・・・

Filed under: エッセイ,日々雑感, — patra @ 2:27:36

CIMG7812CIMG7814IMG_0991IMG_0994CIMG7818ホウレン草事件の翌日、痛みも治まってヤレヤレと思ったら母の電話の親機にシベリアの花が倒れ水浸し…アリャリャ全く不通になってしまいました。内線も通じないので見計らって降りてきた母上、用意した海老フライ,温泉タマゴ、お粥少しと茗荷の味噌汁を食べられました。
お昼にはみたらし団子も胃に何とも無かったそうです。どうなっている胃なのでしょうか?
お盆はもう関東風に先月済ませたので仏壇だけ掃除し、お水とお酒、一応胡瓜の牡馬さん,茄子の牛さんを飾る。
姉の新盆なのに・・・質素で済まない事です、と思ったのでヘルパーさんにお花だけ買って来て頂く。
今日、日曜日に姉は小田原のw家の立派な黒御影のお墓に納骨されます。
お塔婆だけ我々家族分,ご主人が気を効かせてお寺にお願いして下さいました。未だに姉の死の実感がありません。
1月11日に逢ったのが最後、火傷したのが11日、冷静沈着だった姉が叱咤激励してくれたお陰、と無理矢理思う事にしました。何もかも良い方へとしか考えない事に決めた。


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