2011/7/10 日曜日

日本政府の嘘

Filed under: 時代 — patra @ 1:58:08

この頃,自分の世界だけを書いているのは罪だと思う心が一段と強くなっています。
どうしようもない政治不信のまっただ中で、国難に立ち向かう原発地域の親や子供さん達を思うと軽々と言葉に出すのさえ憚られていました。
放射能汚染はもの凄い範囲で広がっているのが事実です。
情報を隠していた日本政府・・・これはある種の犯罪です。市民の意見を捏造し情報操作する電力会社など呆れる程恥ずかしいニュースばかりです。
とっくの昔に政治不信に落ち入って棄権ばかりしていた私はこの国を批判も語る資格もないのです。それがこんな日本にしてしまったのでしょうか?
でも、吉田茂以降,日本に政治家は居たのでしょうか?誰ひとり選べなかったのは私の政治関心への誠意でした。ドイツからニュースを教えていただいています。海外に住まう日本の優秀な人々は祖国を憂う心がとても強い。なんとか立ち直って欲しい。願っても願っても初動ミスのボタンの掛け違いで、合わなくなってしまった手遅れは広がる一方なのです。
言わない・・・では無く、あまりの絶望感に言葉に出すことさえ出来なく成っていたのです。
5ヶ所の団体にささやかながら寄付し祈るばかりです。
ブログ記事をご紹介いただきました。
福島は私の母方の御先祖の地です。その地の子供達、無関心でいられる筈はありません。国を担う子供達を真っ先に犠牲にする政治など在っていいはずが無いのです。
日本は品格とともに何から何迄一切合切国家としての信用まで失うつもりなのか?
言葉などでは言い尽くせない悲哀を感じる。
その反動は虚無,深い厭世観のみです。
若者の荒む心に繋がるとそれこそ一大事、優れた指導者は何処に居るのでしょう。
個々の努力しか無い。
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2011/7/8 金曜日

助けられています。

Filed under: — patra @ 21:43:03

DSCN0725DSCN0727朝は三井の人が来て色々とお掃除やメンテナンスの方法をヘルパーさんと一緒に伺う。排気孔のフィルターのお掃除ナド等。
パリの息子から電話で、やっぱり私が鍵をどうにかしてしまったらしい。
恐ろしや,何一つ覚えていない。母の死後、お葬式一切から姉の娘、姪との母の遺産の相続問題、不動産取得税他の呆れる程沢山の問題を一人で処理したせいだろうか?ポッカリ空白な私の脳みそ??危ない。

でもそんな中で毎週見える看護師さんやケアマネジャーさんの優しい心遣いで日常は大笑いしながら楽しく暮らせています。奇麗で姉好みのお花をお二人から頂きました。
店頭で好みのお花を自由に選べるなんて、皆さんが羨ましいけれど頂いたお花,もの凄く好みでした。彼女ほんとにセンスが良い。

急に机がヨーロッパな雰囲気になりました。
それから下のロビーへお散歩、すごく涼しいので3人でマッタリ・・・
ホンダにも電話して謝りました。鍵まちです。
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トルコ桔梗を・・・

Filed under: ネコ — patra @ 14:52:08

DSCN0720DSCN0713DSCN0719考えてみたらあんなにお花好きな瑶子さんや姉が、お花の保たない真夏になくなるなんて・・・
我が家の花すきな猫がトルコ桔梗の匂いを嗅ぎ付けて側にやってきました。


My blue haven

Filed under: 友人 — patra @ 1:03:26

DSCN06916日は森瑶子の命日、もう20年も経ってしまったのだ。pic_001-1,去年の7日の七夕は野村真一の訃報が届いた日、続いて私の姉も2年7ヶ月の闘病の末に8日の夜中の3時に亡く成っています。続いて秋には引っ越したばかりの新居で、大喜びしたのも束の間、わずか20日暮らしただけで母が亡く成った。
何とも大変な2010年だった。でも青空が広がる窓を眺めていたら、向こう側の空の上に全員ニコニコと笑ってこちらを見ているような錯覚に思わず手を振ってしまった。
なんだか大勢いた。いつの間にか沢山の友達が亡く成った。
私の青空・・・そうか!みんな一緒に其処に居るのか!。賑やかだった。

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2011/7/7 木曜日

バランス

Filed under: 人物,家族 — patra @ 0:41:11

DSCN0680ホンダから車検のしらせがあったのに車の鍵を息子から預かった記憶が無い・・・大事なものを入れる手提げにも無い、困ってしまう。
ちょうど家具の配置を替えていたところにDMを読んだ息子から電話があった。
パリへ戻る朝、記念写真など写したので私へ鍵を託すのを忘れたのだと思う。
引っ越し騒動は息子夫婦にも相当なプレッシャーを与えていたのだろう,彼等はその前後を全く記憶していないらしい・・・
イライラしてしまった。例に依って電話の向こう側で息子は慌てるでも無し淡々と受け答える余裕なのです。
兎に角スペアーキーを送って貰わないと,急いでね!と粗い声音になってしまう。
せっかちな私にのんびりな息子、補い合う昔は良くバランスが取れている家族だ!とおもっていたが引っ越し以来いささかチグハグ・・・口に出してはいけない小言をつい言ってしまう。
「だらしがないんだから」
・・・・電話は切れた。ん?また失敗?
「分らない部分が私も息子にありますよ」とヘルパーさんが慰める。

そんな折りに読んだブログの中に大事な事が書かれている。

「しかし、君は人を育てられない人だね〜」と常日頃、息子が良く言う意味が内田樹先生の言葉で語られると自分の駄目さがハっとするほど理解できたのだ。
人に理解させる為に選び差し出す言葉の大切さ、人は決して貶されたり脅されては「知力は育たない」って基本なのに直ぐ忘れて感情的に成ってしまうのだ。
こんな事ではいかんな。
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