牛脛肉でポトフ
久しぶりの一人ポトフ、一つの鍋で順次入れる野菜を時間差つけたのでパーフェクトでした。
ブーケレタスというモシャモシャと軟らかい女性のつくっているレタスを頂いたタマネギドレシイングで、とても美味しいです。サラダもほとんどドレッシング無しだったのですけど、これは重宝です。
牛脛肉と野菜を茹でたスープ、お肉と野菜をお皿に盛った後、シノアで漉して塩胡椒、セージのみで味付けですが、とっても美味しいスープになっています。
少し火が強かったので少し濁ったかな?が反省点。
50年前、表参道のセントラルアパートの交差点を渡った花屋の隣りの食器屋さんで買ったブル−ダニューブのスープカップ(日本製)とドイツの実質的なブル−オニオンのお皿です。
食後はやっぱり頂いた西三河のいちじく部会という変な名前の美味しい無花果ジャムとコーヒーで仕上げます。
色々と気持ちが前に向かないのが困った最近ですけど、食事だけはシッカリきちんと作って食べます。
それだけが仕事みたいなものね。台所仕事をしなくなったら、きっとそれだけで病気になっちゃうかもしれない。綺麗にお皿に盛られた料理を見るだけで元気がでるから・・・不思議ね。
ハーブ豚というバラ肉
松坂屋の肉屋さんは伊藤ハムの経営らしい。
らしいというのは私は買い物に行け無いので全て紙に書いて渡すメモをヘルパーさんが購入してくれる領収書からの情報なので・・・
豚は何時もハーブ豚と名札がついています。これが美味しいのです。
昔とは明らかに餌が違う、いやな匂いも一切ないのでシンプルに日本酒と千代の出しで茹で豚にしました。
軟らかいブーケレタスの上に薄切りにして、万能ネギとミニトマトを飾って黒酢シャキシャキタマネギドレッシングをかけただけ・・・
十分におもてなしになります。
こうして一人気楽に暮らしているように見えても色々悩みもあるけれど、食事しながら夜景を眺めていると、なんだ小さい世界!とすぐケロっとしてしまう。
日本の畜産業もこんなに勉強しているのだから、もっともっと前向きに行こうと思う。
貧しかった昔の近郊農家はアルバイト程度にお母さんが豚を飼っていた。農家の残飯を食べさせていた豚は、今思うと魚の骨まで与えるせいか生臭くて、美味しくは無かったのを知っている世代です。
それから考えると感動の進歩です。
何とかこうした美味いの為の努力,モノつくりへの情熱は絶やしたくないな・・・と思うのでした。