2018/2/25 日曜日

好きな食器類

Filed under: 日々雑感 — patra @ 0:20:46

普段はもう使わなくなった大好きな食器類です。
1930年代のフランスのです。色が優しく絵付けもお花、それもナデシコと薔薇・・・
FBのお友達のリクエストだったので再度記録しておきます。


2018/2/24 土曜日

牡蠣焼きが美味しい晩ご飯

Filed under: 未分類 — patra @ 0:52:26


2018/2/21 水曜日

大杉蓮さん急死。

Filed under: 人物 — patra @ 22:46:30

あまりに突然で言葉も出ません。
しかし、働き過ぎが危険な年令の66歳です。勿体無い役者さんを又失いました。
愛していた猫のトラちゃん、犬ちゃんが残されました。


いかにも個性的なご本人も、勿論ですが、愛猫ちゃんのファンでもありました。

残念でたまりません。


プーさんのお祝いメッセージが素敵だ♬

Filed under: 感想 — patra @ 16:38:52


2018/2/19 月曜日

佐和子さんが亡くなって2年

Filed under: 友人 — patra @ 23:05:11

佐和子さんとの出会いは彼女が銀座で初個展をした24歳のとき、私は結婚し子供を産んだばかりの23歳でした。
新聞で展覧会の評判を知り、母に赤ちゃんを預けて夫と見に行き、あまりの作品の素晴らしさ、作者の美しさに・・・一目で心奪われたのでした。
でもウブだったのでお声もかけず、他所の方とお話する佐和子さんの声をドキドキと聞いていただけでした。
色々な場所で佐和子さんを目撃し、情熱的なお話ぶりをヒッソリと観察していました。
初めてお声かけしたのは写真家稲越功一さんの出版記念パーティーでした。
偶然にも果物のお皿を持って私の隣りにお座りになったのです。
勢い良くパクパクとパイナップルを美味しそうに召し上がっていらした。目が合った時ニッコリと笑ってくださったので、思わず「ずっとファンです」と・・・告白しましたw
翌日教えていただいた日本橋木屋のギャラリーでの写真展にもお邪魔して、興奮して一方的にお喋りしていた私をフンフンと聞いてくださって。

ずっと後で、親しくお電話いただくようにまで成るなんて、運命に感謝でした。
まして作品を買えるなんて、これは母のお蔭です。
母も佐和子さんの本が大好きだったので、亡くなった時、もし遺産がのこっていたら佐和子さんの絵を買いたいと思っていたのですから・・・
ところが遺産といえる程のものは僅かで姪に行き、あぁ、残念、買えそうもないな、と悔しがったら天に通じたのでしょうね、ヨシュアが佐和子さんのご好意で買うことが出来ました。
その展覧会『ミルラ』のお手伝いというかご相談役をして差し上げたお蔭です。体力の落ちていた佐和子さんは、もう東京での個展は無理になっていましたので写真家十文字美信さんの鎌倉のギャラリーへご紹介しました。
予定より1年遅らせて、全部新作を頑張った佐和子さんは偉かったです。
もう描けない、とか細い声で電話を頂いた時は抱き締めてあげたいくらいでした。
個展は成功で何点も売れました。
ヨシュアも薄い彩色で儚げですが、評価は低いようでしたが私には佐和子さんの魂の息吹だ!と感じ大好きです。

晩年は何度か電話で話すだけのお付き合いでしたが、最後はリパッティの肖像画を買うことに決めたのでした。
ヨシュアをオマケして頂いていたので何かもう1点と思っていたので三浦次郎画廊から届けていただいた時、すぐお電話も頂きました。
ある日、ベッドから落ちた、と報告があり、もうじき引っ越すお話や、一緒に暮らすことになる娘夫婦には迷惑かけたく無いけど、お茶とか湧かせないのよ、お客さんの時困る!という事だったので電気湯沸かしポットを贈ろうか?と話したのが最後、引っ越しのお手伝いは木内みどりさんが助けてくれた様でした。急に電話が通じなくなってしまいました。
個展から丸4年後、2016年の2月19日ついに天国に召されたのでした。

佐和子さんの死後、出されたカタログにこのヨシュアも小さく乗せていただけています。
それは娘さんノブヨさんのご好意ですから・・・。

偲ぶ会にもノブヨさんのお声かけで出席できました。車椅子になって初めての外出でした。
海に散骨されたのは去年です。
元気だった頃のお電話では良く笑ってました。寺山さんの話が面白く私も一緒になって笑いました。
天国でまたお会いになっているでしょうから
ふと,笑い声が聞こえるような気がします。
亡くなる直前に5通も私宛に書いてくださったどの封筒にも消えるような鉛筆の小さな文字で  ぱとらさん ありがとう と・・・
一緒に細かく千切った雪ふぶきのようなティシュが入っていました。
泣きました。
動け無い我が身では佐和子さんの本当の苦しみや言いたかった事の万分の一もお役には立っていなかった己の無力を嘆くばかりでしたから。

天上の華になられた佐和子さんに愛を込めて・・・


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