家族のようなヘルパーさんの話
こんなに性格の良い人に出会ったことがない。
なぜ?と聞くとしばらく考えてから
「生まれてから1度も怒られたり叱られたことが無いからでしょうか」
参った。
自分の立ち位置を分析したこともなかった、曖昧な私。
戸田さんの文章に触れて、ちょっと嬉しかった。
イタリアの思想家のマラテスタの解釈が、ブルトンの正義より共感できます。
『マラテスタは、ひと言で言えば、愛をすべてのものの上に置いた人です。愛って堅い言葉だけれど、イタリア語でアモーレ。連帯と言ってもいい。プルドンが言ったのは、自由と平等すなわち正義であると。マラテスタは、正義ということを言うと、一人ひとりが自分が正しいと思うから争いになる。正義というのはバランスをとろうとする行為で、その象徴は秤(はかり)だけれど、愛というのはもっとあげたいなあ、もっともっとあげたいなあ、という気持ちなんだ。僕はアナーキーの究極は愛だと思う、と言ったんです。自分のできることをして、必要なものもらうというのが愛のアナーキズムだと思うんですね。』
療養中の1ヶ月くらいはまだ保っている顔形も4ヶ月も寝ていれば、すべての筋肉が下垂し、
これは誰?状態になりますってば。あぁ〜
手鏡で毎朝、目の腫れや浮腫を眺めて深い溜息が現実です。
この酷さをしっかり焼き付けてから、起き上がれるようになって洗面所の鏡で見る顔は、太めにはなっているものの大して変わって?いますね〜。いかに寝ながら眺める自分が酷いか?呆れます。
来る先生方が「これ市田さん?」と私と写真を見比べるくらいですからね〜推して知るべし
「起き上がれるようになったら驚くな!」とお腹の中で悔しがります。
しかし、寝ていて太る私もどうかしています。
食事が買ってきたものばかり、野菜が少ない、ご飯類パン類が増えたせいでしょうか?
明らかに数年前にリバウンドしています。
お腹痩せ薬の腸内フローラも飲んでいるのにど〜した事でしょうか。一向に効きません。
息子は
「普通、痩せてやつれるのに、何? 太ったの? 呆れる・・・・」と電話口で吠えます。
炭水化物を殆ど摂らなかった私なのに、油断しました。
昔の自分を眺め、「元に戻すぞ」と自らを励ますしかありません。
車椅子の移動よりも重要なことは体重を減らす事です。
体重が増えたので動きが鈍いわけです。夕飯も分けあって食べていましたが、お昼も抜いて、更に頑張ろう
お酒もケーキも抜いて頑張っていたのだから
悔しがれば、きっと続くかな?「あぁ、悔しい。」
うっかりベビースターラーメンなどにハマった自分を叱りました。
勇んで作った2枚重ねの下敷きは役に立たず、ぺこんと凹んでダメでした。
一人で乗り降りできなければ意味が無い車椅子に移る練習はやや、ちょびっと良い、で大進歩とはなりませんでした。
圧迫骨折と知らない5月に苦しいのを我慢して移乗していた時の方が遥かにできていたのが残念です。
安静に!の残り2ヶ月半のダメージは大きいです。
運動しても筋肉が強くはならない病気だから、と呟く私に大きく頷く先生達に、やっぱりチョッピリショック。
「寝たきりになったら死ぬよ、」と昔の担当医に言われた言葉が、改めて胸に刺さります。
ひとまず、先のことは置いておいて出来るだけ自力移動を時間がかかってもやりとげます。
今日、筋肉が痛かったのは先週の持ち上げで痛めたところです。治ってなかった。
やはり人の力で無理に持ち上げようとするのより自分の力でジリジリとカタツムリかナマケモノのように動くしかないかなw
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