2005/2/19 土曜日

オランダの友人・・・

Filed under: 未分類 — patra @ 4:03:22

「世界でもノッポさんの多いオランダ人が何故あんなに小さい部屋で美しく暮らせるのだろう?世界の七不思議のひとつよ。」と彼女は笑う。

学生時代の友人は若い頃から花の絵を描くのが大好き、そしてベルギーからアフリカのカサブランカ、スペイン。そして今はオランダにアトリエを持って水彩画で花の絵を描いている。とても外国が似合う女性なのだ。
KLMに乗られた方はきっと彼女の絵を飛行機のパンフレットで見た人もいるだろう・・・・
もう随分長く逢っていない。
そこへ突然に、彼女のお姉様から、「妹の絵です」と花の絵のカレンダーが届いた。春がやって来たように回りが明るい。
玄関には十年前に彼女からプレゼントされた南仏ナンシーの絵が掛けてある、昔一緒に絵を描いていた少女時代を思い出すために。

我が家に一番似合うカレンダーになった。
元気そうで嬉しい。





2005/2/18 金曜日

やっと休める

Filed under: 未分類 — patra @ 2:45:36

月曜日まで自由時間、嬉しくなってひょいとフミちゃんの 日記を覗いてみたらバレンタインのお話も可愛いけれど49日の、爺ちゃんの事が書いてあって思わず涙目。
息子のブログに書かれている父は父そのものだった。ひゃ〜確かに少ない教えの人でした。





2005/2/17 木曜日

任務完了。

Filed under: 未分類 — patra @ 20:49:29

葦舟で南米からイースター島までの航海をした冒険はノルウエーの海洋学者ヘイエルダール博士の持論を実際に検証した冒険だった。父は昔からヘイエルダール博士に共鳴しており、東大での講演も拝聴し、自著も交換しあっていたのだ。本業の建築をそっちのけで民俗学にのめり込んだのも博士の「コンチキ号の冒険」に嵌まったからだが、全く日の目をみなかった父の研究、日本民族のルーツ説も騎馬民族説ではなくポリネシアの葦舟説が持論だった。三輪3山を天文学を調べるための巨大日時計、人工山だ!と主張していた。

墓石を選ぶ時に何故か中国やインド産では無く北欧の石に目が止まった。ノルウェー産ではないがスエーデンのロイヤルグレーだ、北欧つながりだ、きっとお気に召すだろうとそれに決める。芝生の墓所だったら随分と生えるだろが残念な事に家の墓地は極せまく、関東大震災後に整備された大伯父友松円諦老師の眠る墓所の一番はじっこを分けて頂いたので仕方ないか、と諦める。東に向かい建つ常に西日が当たる場所(笑)

「竹炭を入れたい」というと、邪気を除けるならば、中国では水晶の玉を入れます、サービスしますので是非!」と言われた。原価だ!?心動いてその気になる。色々と大変だった父のお墓に冷気、(霊気)が宿るのは悪くないし。虫除けにもなるけどお骨にも関係あるのかしらん。ま、気休めだけでも・・・いいか。
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地震に驚いたけど・・・

Filed under: 未分類 タグ: — patra @ 1:25:15

何も壊れてはいない、でももうすっかり物欲が消えた日・・・
今日はお墓のデザインの打ち合わせです。
低くい小さいのにしようっと。





2005/2/16 水曜日

「何で、今頃、義経なの?」

Filed under: 大河義経 — patra @ 2:20:54

と、怪訝そうに尋ねるお客さまや親戚の質問にかえって驚いた。我が家は、目下義経ブームなのだが、再「義経」そう不思議な事でもない。考えてみても人は温故知新、古い歴史の中から繰り返し新しい解釈をくわえつつ物でも人でも進歩してきたのである。だから<今さら・・・とか、<それは古いですね!...といった先入観は割合に持たずに一応何でも楽しんでみるのだが。黛監督の「義経」が実に面白い。

賛否両論の配役についても、映像の仕事を長く生業にしてきた私の目には裏事情を割り引いても、とにかく分かり易い。平の清盛の渡哲也さん、影が薄い、違和感という声も有るのだが、新しい価値観としての、「父性」「夫として」「長として」の解釈が出ていて好もしい。、常磐への温情にも、ただ俗世な気持ちだけではない、凛とした、男の理想像のような姿を表現しているようにおもう。あの絶世の美女常磐が、いくら命乞いといえども決して並の殿御には情は寄せないであろう事を、見事に想定としてる。女から視ての男の強さ、逞しさのような書き方だ。女の目から見る清盛には渡哲也さんはピッタリだと思う。今回のキャスティングはだからとても肌理が細かい。源義朝役に、たった1話のみでも美男で有名な加藤雅也さんを起用するくらいだ、目で一瞬に納得させる勢いがあって楽しい。常磐は清盛の命令で一条長成へ嫁ぐわけだが、その人の善い男、一条長成を見るからにお人好し風な蝦子能収さんを当てるなどは大笑い、大いにキャステングの壷にはまった。見た目が分かり易い、出色だと思う。

大体、我が家は老母が見るわけだから「分かりやすい」が何よりなのだが、それにしても一目でお人好しが分かる人相。ピッタリ。公家顔だし。お歯黒も似合う。女優陣にお歯黒と剃り眉では、形相が変わってしまい、現代では見る側にも抵抗があるだろうから、御愛嬌に蝦子さんが代表なんだろう。女から見て蝦子さんは確かに道化風だが、決して下品な風貌では無い。
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