食の見直し
「隣りの客は」というタイトルで友人からメールが届き「しかし、良く喰うな〜」と書いてあったので焦った。確かに92の老人と私にしては多いかもしれない、と笑うと「だって食べる以外に楽しみが無いのよ〜、大きな御世話です」と母が鼻の穴を拡げて抗議してます。全く冗談が通じないのも老人です(笑)。狭心症の持病がある私は本来ならば完全菜食でも平気なんですが油断すると貧血になる老母のために献立を考えるのですが・・・ナメコと豆腐の味噌汁に厚揚げの焼いたのにホウレン草のお浸し。これで充分なのに鶏レバーの生姜醤油煮と砂肝のコンフィー、タコのコンフィーをちょびっとづつ出すが結局多かった。TVで樋口さんの「セーラ!!出ていきなさい」と叫ぶ名演技を見てたら急に心臓が痛くなった。嫌な痛みなので舌下錠のニトロで凌ぐ・・・。久しぶりの狭心症です。暫くジっとしてる為に「ハッピーバースデイ」を続いて見る。子を愛せない母親の心理を見事に分析する若い同僚が、やはり親から愛されたことが無いトラウマを抱えていたり、とうい設定が結構、説得力があり面白かった。大橋のぞみちゃん上手。
仕事を持つ事とで犠牲にする心の問題がクローズアップされるのは、ほとんどが、当事者が忘れた頃にいきなりトラウマとなって家族を襲うものだが、台詞がリアルで、母が未だに私に言う悪態を、作者は聞いてたのかしら?と笑えたが絆は結び直さないと、より一層、深刻になっちゃうのも家族なんですよ。原作は学校の先生だそうです。良く視てますね。