ジーンズは履かなかった現役時代
私の現役時代の60年代後半から70年代はブリーチアウトしたジーンズのロングスカートがお洒落だった。古いジーンズ2本を繋いでAラインに仕立て、下にレースのペチコートを覗かせたり、女性も凝った着こなしをしていました。
今の様に穴が開いたり擦り切れたジーンズは殆ど無い、別布でパッチワークしたり、刺繍をしてあったりビーズで飾ったり・・・個性的な着こなしが盛んで、どの時代でも常にジーンズは若者に愛されていました。
既に40過ぎの若くはない・活動的でもない私は、ジーンズの仕事着がどうしても嫌でジョッパーズ(乗馬ズボン)にブーツスタイルが多かったです。撮影現場は常にスラックス・スタイルです。
あるときパルコのニコルに松田さんデザインの皮のつなぎがディスプレイされたばかりの日に出くわして一目惚れ、結構お高かったのに、速攻で買いました。
大人の仕事着として最高だと思ったからです。
今見るとベルトとウエストポーチを巻いた腰も細くてカッコイイつなぎでした。本来ならばオートバイ乗りが愛用するような胸当てのつなぎ、後ろはボタンでお尻がパカッと外れるようになっているデザインです。
埃っぽいジーンズじゃない大人の仕事着がやっと見つかった!と嬉しかったものです。
しかもエレガントなシルクウールのブラウスを合わせて着ていますね。ちょっと褒めたいコーディネートでした。
偶然、息子の部屋から見つけた1980〜90年代のアルバムにありましたが大口で笑ってる写真も珍しいので記録しておきます。