夜回りのある町
週末に入って気温の変化が激しい東京です。昨日の夜、風が強いせいか外階段の屋根が激しく音を立てました。まるで何処からか闖入者が屋根に登るようにです。でも人の気配では無いようでした。なぜなら動きを察知するとセンサ−ランプが外階段に点灯するはずなのに、それが付きません。でも念のために家の中からアチコチ見回りをする。
この辺は夜回りパトロールを町会のお父さん達で組織していますが、昔ながらの拍子木に提灯?姿です。「火の用心!」と言いながら拍子木の音がチョン!尤も来月、12月末からですが、小父さん達の声、年々細くなるのは林立したビルのせいでしょうか。昔のようにアチコチからご”苦労様”の声が窓から聞こえないのです。
良い習慣なのでずっと残したいものだけど、出す人員が居ない我が家はせめてその時期に灯りだけを煌々とつけて置いたのですが、区で電信柱に街灯を付けてくれたので終わりにしちゃった。こうゆう習慣はケチしちゃダメですね。気がついたのだが下町の暮らしかた、無駄が無くそれでいて行き届いていて、理に叶った好きな暮らし方だな、と思う。