雨の午後
雨が降っていたので外まで母がお出迎え・・・気合いの入った紫陽花の小紋。けっこうお洒落をしてセントルイスの順子さんをお待ちしたお陰で、母は、順子さんに誉められました。
朝はいかにも婆さん臭い黒っぽい着物だったので無理矢理に着替えさせたんですけど、ほら効果的だったじゃない?。
面倒だ、ってぶーぶー言ってましたけどね、歳を取ったらできるだけ明るめな小紋が顔に似合うものです。
「お母さんに似てます」といわれて、とたんにメゲた私です(笑)
誰かに似てますって、きっと禁句なんじゃないかな?
似てるって言われて喜ぶ人は案外少ないとおもうけど・・・
家では禁句。母はもっと嫌がります。
メインはアメリカの病院でドクタ−をなさっている中国の友人の娘さんの結婚式にご家族ぐるみで出席される半年前からの計画だったそうで、この所の不安定な日中関係を懸念する声もあったらしいが、何の問題もなく素晴らしい体験をなさったとのこと。
湖南省の何処か・・・
蘇州だったかな?学問所のあるところ、墨絵にでてくるのと、まったく同じ風景だったそうだ。ふんふん・・と聞きながら鰻で、お昼を御一緒に。
5時には幼稚園の園長さんをなさっている妹さんが車でピックアップされると言うので逢い引きの時間が貴重に思えました。
悪い癖の私は途中雨で悪いわね、和菓子がお祭りの残りで悪いわね、と盛んに謝ったら順子さんが顔をあげて私を怪訝そうに見てから
「何で謝るの?何も悪くはないのに・・・」
え?あっそうだ、順子さんはアメリカ人だったわね、じゃあ・・・
「貴女の為にお祭りの引き出物、ワザワザ取って置いてあげたわよ!」と言い直したら
「そう、それで良いのよ」と二人で俄然ペースを戻し爆笑しあいました。
知的に生きる大人の友人、芍薬の白は彼女のヘアのイメージで選びました。写真を公開するお許しは無かったので残念。
全くスケジュールがタイトだったので、これもアメリカ式に「こんど
はもっとゆっくりと来てね!」とオファーしました。
人生ピロピロと空さん推薦のダメ犬グーを飛行機の中で読むように・・とお渡ししてから
ハグ・・・。