蒼い時と日記
古い母の使っていた電話帳を整理し新しい私用に代える作業中、小さい母の最晩年の手帳を発見した。
丁度私が転び骨折した当日の記述はどうということは無く、ただ驚いた様だったが、翌日「朝おきて下に降りようとしたら電気がついていた。寂しい想いが電気を消しわすれさせたのだろう・・」とあった。
90にして娘の不注意で入院、部屋に一人残された母の心情に、当時全く気づいていなかった自分に気がついた。母のほうがどれだけ怖く心細かったことか?可哀想だった。
それらを踏まえてタフで生きなきゃ・・・と思う屈折した私です。