2009/10/21 水曜日

同じもの

Filed under: 日々雑感 — patra @ 1:48:20

CIMG4603今日の夕食は昨日とほぼ同じ。なぜなら夕方お鍋に火を入れ直していたら「うわ、良い匂い、牛蒡ですか?」と目敏くヘルパーさんが声かけて来て,お風呂からあがった母も「鶏手羽と牛蒡、これ大好き」と。ならば美味しい内に又出しちゃおう、と単純動機。少なく作っても微妙に余るし,煮物はあまり少なくとも美味しくできないし。2日目は味がしみて更に美味しいからね。何てリニューアルする手練も体力も、もう出涸らしなのでそのまんま・・・が事実です。身内は私のポルトガル好きをしってるし、しかも最初に取ったと思ったtwitterのネームpatraは何故かポルトガル人ばかりフォローされてたし、鰯のポルトガル風なんて載せてたのも、ポルトガルの旧友を呼び込む「気」だったのかも。

「気」といえば木のことを何時も思う。大木は動かないでしょ?風に梢が揺れるとしてもね、動かない木から「気」を一番感じる私です。トノバンの打ち勝てなかった鬱病について考える時、木の5衰の事と重ねてみました。どんな常緑樹でも古い葉っぱを人しれず落としているんですよ。動け無いなりに再生努力してる木は冬には枯れちゃって丸裸、見る影もないけど、それでも季節ごとに蘇る。生涯忍耐を強いられてる私は「木」の与えられた環境を文句も言わず、逃げ出しもせず、飽きもせず,葉を落としては蘇る様がなにより好き・・・ただ立って,生きて、存在してるだけ・・・それでも「気」充実だ。そう知ってたら「なんだ簡単」「なんだ単純」と驚くだろう。人生って複雑に考えたら負ける。


RSS feed for comments on this post.

© 1999 - 2024 Patra Ichida, All Rights Reserved.