河のある風景と・・・
運河のある風景
住みたい、と思わせる風景に出会うのはいつもTVの中の外国だっていうのもねぇ・・こんな庭でひなたぼっこがしたい・・・。話かわって
２３回忌記念で企画された｢富士山頂」という裕次郎の映画を見ました。富士山にレーダーを設置する地味な男達の世界はまったくヒットしなかったらしい。同時代を生きていたのに浮ついた青春で何も考えていなかった，知らなかったな〜と改めて思う。
建設会社や電気、気象庁等の技術畑の男達が日本の繁栄となる基盤を命がけで築いていてくれた姿はジンと来ます。・・・黒部ダムといい富士山のレーダー設置や車の性能を試すサファリラリーと云い、ミスキャストと思った「太平洋ひとりぽっち」等、裕次郎が独立プロを作って以来追いかけていたテーマが志を持った男達の姿を追う事と知ってちょっと感動しました。岡本太郎さんをインタビユーしてたなんて、これもビックリ・・・ぜひ放送してほしいものです。新田次郎の原作、良い映画だった。
タイトルバックを見ていたら照明の椎葉さんは，私のアシスタントだった人のご主人だったので嬉しかった。坊やはもう立派な３０代の大人になっているはず、月日のたつのも早い。
４０年くらい経った今の日本に、何が欠落してしまったのか？考えさせられる映画と共に上の写真はドイツの肉屋のおじさんが５０年働いて得た老後の庭です。
豊、とてもゆたか・・・５０年前、相当に頑張っていた日本の方向性はどこかで舵が曲がっちゃったのか、庶民が豊ではないのは大いに問題ありですよ。
