2005/9/12 月曜日

戦い過ぎて..源平無情

Filed under: 大河義経 — patra @ 5:43:14

選挙の速報が始まる前の繰り上げ放送を食事をしながら楽しむ。

私はこの一木正恵さんがかなり気に入っているので総集編とでも言うような
場面を気持ちよく見ることができました。
それにしても義経さんの顔がずいぶんと変わってきているのに驚きました。きっと何十年も経ってから総集編を見る後世の人は「美しい義経絵巻」だと思うにちがいない。

テンポも良く此のくらい展開が早いとかえって画面の美しさが強調されるのでつくづく編集に於ける1コマが大事なのだなァと改めて感じ入る。(微妙に長過ぎるショットが間延びの原因と思うので)

お徳さんとの会話のなかで清盛を思い、なぜ戦に至ってしまったか思いを馳せる回想シーンのみせ方も自然で、懐かしい場面が新鮮で良かった。鎌倉恋情さんが詳しく書いてくれています。

助けられた宗盛は髪を整えているのに平家の婦人は濡れて乾いた髪も乱れたまま、衣服も下着のまま・・は妙にリアルで体裁ばかり気にするのはむしろ殿方。覚悟をきめる女子は怖いくらい開き直る・・・そんな着目も女性監督らしく感じました。
あまりにも冷静に過ぎる建礼門院徳子、明子、輔子の様子を凝視する義経さん。情況を
つぶさに観察すれば、人の表情一つ瞬き一つが雄弁に物語るもので何かを察知したのでしょうか、義経さんの鋭い視線が演技として効いてました。

能子と義経の交流もさりげなく、兄の心情と運命に揺れる能子の風情が哀しみを誘い
あぁ、これは血脈という事を考える上で外せないもう一つの大事な兄妹愛だったのだなぁと納得の余韻あふれるシーンでした。


  1. ●源義経●〜壇ノ浦合戦(8)

    関門海峡の潮流(1) 源平両軍が交戦状態に入ったのは、赤間関沖の海上です。この海戦の経過を考えるには、どうしてもその戦場となった関門海峡の自然の条件を知る必要があります。 ここは言うまでもなく瀬戸内海の最西端であって、周防灘と外海の玄海灘とを結ぶ…

    トラックバック by 源氏の歴史<NHK大河ドラマ「義経」をもっと面白く見るために> — 2005/9/12 月曜日 @ 6:48:23

  2. そういえば、そーでしたね♪女人の方たちの姿はまだ整っていませんでした♪
    もう一回見てみたいです♪

    コメント by ちこりん — 2005/9/12 月曜日 @ 6:50:07

  3. ちこりんさま
    おはようございます。
    早起きですね〜〜♪

    昨日は選挙が気になって貫徹の隠居です。

    もっとよれよれでも良かったかな(笑)身なりと裏腹に態度だけは毅然!
    うふふ。

    コメント by patra — 2005/9/12 月曜日 @ 7:45:08

  4. 「義経」第36回

    「源平無情」
    あの〜〜〜あの〜〜〜先週の壇ノ浦でNHKスタッフは精根尽き果てたんですか〜?
    今週は一回休みだったんでしょうか?
    20分にも渡って今までの復習コーナーが出現してしまいました{/face_gaan/}

    平家追討の使命を果たした義経を郎党たちが「大勝利おめでとうご…

    トラックバック by ミチの雑記帳 — 2005/9/12 月曜日 @ 7:49:01

  5. こんにちは。
    TBありがとうございました。
    先週のヤマ場のあとですので、総集編風にして一息ついたのでしょうね。
    これから悲劇へとまっしぐらなわけですし(涙)
    それにしても20分あまり・・・ちょっと長かったかなぁ(笑)

    コメント by ミチ — 2005/9/12 月曜日 @ 7:53:35

  6. あはは・・ミチさま
    長かったですかね〜?

    新人、編集にがんばるの図でしたか(笑)

    悲劇へ、もう騒いでも何しても避けられませんよね。弁慶立ち往生。

    コメント by patra — 2005/9/12 月曜日 @ 8:15:06

  7. 義経36平家ファンへのサービス編ですか?

    平家の方々も滅んでしまったし、義経クンひとりじゃ面白くも何ともないなあ。タッキーがイヤというわけではなく、平家とのやりとりの中で輝くのが義経クンではないかと。これからの展開では、後は逃げ落ちるだけですので・・・。

    そう思っていても、習慣とは恐ろしいもの….

    トラックバック by ぱるぷんて海の家 — 2005/9/12 月曜日 @ 10:34:06

  8. 義経 第36回「源平無常」

    今回は、面白いと言う人と面白くないと言う人で、意見が分かれそうな…。
    私は面白いと感じました。前回壇ノ浦の戦いで慌ただしい展開だったので、今回はゆっくり穏やかでいいと思いますし。
    ところで回想がけっこう入ったのは、元々そうするつもりだったんでしょうか?
    ….

    トラックバック by 鎌倉恋情 — 2005/9/12 月曜日 @ 15:07:30

  9. こんにちは。紹介&TB、ありがとうございました。

    平家女性3人が下着姿だったのは分かったんですが、身支度を整えた宗盛との対比は思いつかず、こちらで読ませていただいてなるほど、と思いました。
    いつも雅に、時子たちの言うことを素直に受け入れているような印象のある徳子でしたが、やはり女院と呼ばれるに相応しい気迫でしたね。そういえば入内を一度断ったこともある、芯のしっかりした女性だったと思い出しました。来週は子を守る母として、義経と目と目で戦いそうなので、ちょっと楽しみです。

    コメント by 里々 — 2005/9/12 月曜日 @ 15:12:22

  10. 義経 第36話「源平無常」

     今日は復習。

    トラックバック by ふみさとの斬り捨て御免あそばせ — 2005/9/12 月曜日 @ 15:35:45

  11.  TBありがとうございましたm(_ _)m

     女性陣と義経の対面シーン。子どもを失った悲しみが、徳子からにじみでていなかったところに、人一倍情に厚い義経はひっかかりを感じたのではないかと思いながら見ていました。

     こちらからもTBさせていただきましたm(_ _)m

    コメント by ふみさと — 2005/9/12 月曜日 @ 15:42:33

  12. 大河ドラマ『義経』は、美しいですよね。
    今回の総集編(?)、やはり稲森さん・神木君母子が、絵本の中の常盤・牛若そのままで美しいなぁ、と思いました。
    金粉を使う演出も、日本画っぽいですし。
    平家物語の原文自体、絵巻物のような美しい表現を用いていることを考えると、『義経』の演出というのは、的を得ているのかもしれませんね。

    コメント by ヒロ子 — 2005/9/12 月曜日 @ 16:48:26

  13. 義経:36回「源平無常」

    選挙で時間が変更されることを予測していたような総集編スタイル、なんというタイミン

    トラックバック by 食う♪読む♪歩く♪ — 2005/9/12 月曜日 @ 16:51:50

  14. 源平無常。

    海に消えた平家を見つめる九郎義経は切ない表情でしたね。そんな時私は「あの旗とか矢

    トラックバック by 徒然 オブ TAIGA — 2005/9/12 月曜日 @ 19:33:06

  15. 第36回 「源平無常」

    悲劇の幕開けへのインターバル。
    がりがりと戦後処理が行われると思っていたので、
    回想メインの今回にやや拍子抜けしたが、
    選挙の都合で放送時間の変更の影響もあるだろうから致し

    トラックバック by FIG JAM — 2005/9/12 月曜日 @ 19:43:55

  16. タッキー「義経」(36)

    壇ノ浦が終わり
    燃え尽き症候群だったけど、
    見ましたよ、しっかり7時15分から。

    前半はダイジェスト版のようだった義経。
    こうして見なおしても
    「一の谷」の映像は迫力ありますねえ。
    炎の中での丹波哲郎のガッツポーズは最高だった。
    渡清盛のドスの効いた声も懐かし…

    トラックバック by 邦画ブラボー — 2005/9/12 月曜日 @ 20:01:52

  17. 義経 第36回「源平無常」

    オープニングのテロップで 「回想」 と称して
    役者名がいっぱい出てたので  ひょっとしたら・・・

    トラックバック by みはいる・BのB — 2005/9/12 月曜日 @ 21:29:53

  18. >恐縮ですっ。あの一つ質問しても良いですか?
    >ぱるぷんてさんの海の家はどこなのでしょう、きれいな海ですよね。
    >いつも良いなぁ〜と眺めてました。名前の意味は何かしら??とか

    せっかくのご質問、見落としていました。ごめんなさい。
    アレは海ではなくびわ湖です。びわ湖はマリンスポーツが盛んで、スクールなんかもやってます。
    ずーっと海のスポーツをしていますので、リタイアしたら、どこかの海岸の権利借りて、「海の家」を開きたいと思ってます。
    今は、それより、南の無人島を買ってプライベートアイランド持つのが夢です。
    「ぱるぷんて」はRPGゲームドラゴンクエストに出てくる、究極の呪文の名前ですね。これで何度もひどい目にあってるので・・・。

    これからもよろしくお願いします。

    コメント by ぱるぷんて海の家 — 2005/9/12 月曜日 @ 22:05:26

  19. 大河ドラマ 「義経」 源平無常

    今日は壇ノ浦の戦後処理の回と言うところでしょうか。

    トラックバック by 雨ニモマケズ 風ニモマケズ — 2005/9/12 月曜日 @ 22:34:02

  20. 義経 第36回「源平無常」

    先週の壇ノ浦が「平家物語」最終回のようだと思ったら、今週は総集編みたいな平家回想シーンが!
    まるで、年末になったような気分です(笑)

    義経と能子の対面に、ジーンときてしまいました。
    敵・味方に分かれているとはいえ、やはり兄弟だもの、会えて言葉を交わせば …

    トラックバック by 風のうわさ — 2005/9/12 月曜日 @ 23:17:32

  21. 義経(源平無常)

     壇ノ浦の戦いが終わり、今日の前半はこれまでの総集編。

     平治の乱での平清盛の勝利、牛若と清盛との平和な日々から遮那王となって決別に至るまで。久々の神木牛若はやはりかわいかった。{/kaeru_en2/}
     そして、頼朝の挙兵に始まる平家の衰退を改めて振り返る。こうし…

    トラックバック by ザクとは違うのよね — 2005/9/12 月曜日 @ 23:39:00

  22. >里々さま
    タイトルの鎌倉恋情・・良いですね〜〜
    こちらでははじめまして。

    雅といえば徳子だけ、眉が宮中風でしたね。みなさん歴史にお詳しいのでいつも
    感心しております。私がしらな過ぎ!という噂ですが(笑)どうぞよろしく。

    >ふみさとさま
    そうです、そうです。
    義経さんは常磐の母性に護られてお育ちだから、何事もなかったかのように振るまう徳子さまの態度、きっと腑におちなかったのでしょう。

    情に厚い・・・と言えば今度の選挙、情を重視した族議員が大敗でしたね。義経さんの情も彼を窮地に追いやる事を考え複雑でしたよ(笑)。

    コメント by patra — 2005/9/13 火曜日 @ 0:08:24

  23. >ヒロ子さま

    「義経」の企画が始まった頃はまだ不祥事も不払いも無く、セットも素晴らしい仕上げでした。
    常磐さまのお部屋とか清盛が座る板の間・・床がちゃんと手斧仕上げになってましたし目をみはるような美しさでした。これは凄い事になるぞ!と思ったものでしたが皆さん懸命にがんばっていらしゃるので応援も熱が入ります(笑)。

    >ぱるぷんてさま
    わ、琵琶湖ですか!?さぞ広いのでしょうねぇ、お返事どうもありがとう
    横レスで教えていただきましたのと同じですね、御丁寧に畏れ入ります。
    隠居まるっきりのゲーム音痴で・・でも不思議な響きだな?とおもってました。そうか呪文ですか?
    きっとこの呪文が出てくるとゲームが終了しちゃうのかな・・・

    南の島でリタイア暮らしの夢、大切に育んでくださいまし。
    実は
    私泳げないのです(笑)

    コメント by patra — 2005/9/13 火曜日 @ 0:25:47

  24. 義経36回「源平無常」

    戦い終わって壇ノ浦。夕日射す海面は、激しい争いが嘘のように光を湛えたゆとうている。飛び交う怒号と血しぶき、人をも飲み込んで、人の世の喧騒とは無縁に、戦場となった海では常のごとく潮が満ち引き、平野では草木茂り桜も時節を待ちて一心に咲くことでしょう。
    人だけは…

    トラックバック by Snow*flakes — 2005/9/13 火曜日 @ 20:03:26

  25. こんばんは、patra さま。
    宗盛殿と同じ平家の3人の女性の身仕舞いの違い、読ませて頂いて気づきました。
    腹を括って開き直った時の女性は確かに怖い(笑)
    女性監督ならではの視点かもしれませんね。

    TBありがとうございます。
    ただTB先が違う記事でしたので、改めてTBお願いできますでしょうか。

    コメント by 雪芽 — 2005/9/13 火曜日 @ 20:15:11

  26. こんばんは、雪芽さま。

    「敵の施しは受けぬ」そんな頑な表情、態度でしたね。平家の女性たち。

    さっそくTBし直しました。

    間違えた方は消してくださると安心です。まことにせっかち且つ慌てん坊な隠居でごめんなさい。(大汗)

    コメント by patra — 2005/9/14 水曜日 @ 0:07:38

  27. 大河 義経 36回 「源平無常」

    遅まきながら、今日やっと録画を見ました。
    いきなり出演者が 会葬 いや、回想シーン・・のオンパレードでいやな予感。
    20分も延々回想シーンだなんて「えぇ!、義経は壇ノ浦で最終回だったの〜?」
    と思うくらいびっくりしました。
    いくら選挙と重なったからって、….

    トラックバック by ■■■花壇日記■■■ — 2005/9/16 金曜日 @ 5:08:48

  28. やっと録画が見られたと思ったら、回想シーンの長さに撃沈してしまいました。でも、回想シーンの編集上手だな、と思ったら一木さんだったのですね。彼女にとても期待しています。

    コメント by あじさい — 2005/9/16 金曜日 @ 5:13:02

  29. あじさいさま♪

    回想シーン、長かったですね(笑)しかしジッと我慢して観てた時期を思い出したらシンプルに繋いであってそれなりに懐かしかったです。
    一木さん、肩に無駄な力はいってないから良いですね。

    コメント by patra — 2005/9/16 金曜日 @ 23:53:45

  30. 義経第36話

    今回は半ば今までのあらすじみたいな回でしたね。 そんじゃ ■お徳との会話 全く持

    トラックバック by こんなの誰も読んでねぇだろうから好き勝手に書くぜ!! — 2005/9/18 日曜日 @ 21:48:57

  31. 義経第36話

    今回は半ば今までのあらすじみたいな回でしたね。 そんじゃ ■お徳との会話 全く持

    トラックバック by こんなの誰も読んでねぇだろうから好き勝手に書くぜ!! — 2005/9/18 日曜日 @ 21:51:56

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