義経 修羅の道
タイトルクレジットを見て驚かれた方もいらっしゃると思うけど、この回は女性の演出です。チーフディレクターの黛さんは若手の指導にも惜しみない力を発揮される方なのです。ご自分は案外、厄介で手の付け難い説明だらけの脚本等を、敢てお引き受けなさるきらいが有りますから腰痛だったとは言え、おいしい所を御任せになる潔さ、良い先輩です。
若い女性ディレクターに今回のような、静と義経、静とうつぼ・・・の女性特有の揺れる心中を掬い取る繊細な別れのシーン等は圧巻でした。あえて新人に任せるなどは中々チームワークを高めるのが御上手です。
今回はそんな所も見ながら楽しみました。
心裏描写も女性らしさ溢れる演出。
後白河法皇が御簾の陰から覗く邪なシーンなど不思議に安心して見れますね。それにしても加担する丹後の局の一癖も二癖もある大年増ぶりは笑えます・・・
義経が出陣したあと、ワナワナと下唇が震えるまま、顔を挙げない静の涙の何と美しいこと、こんなシーンは同じ女性のほうが心理の説明が行き届くものなのか.今までにないくらい感情がこもっていました。静の心情が愛しくもあり、馬上の義経さんに向って「静さまの事は面倒みるから・・・」と健気に伝える、うつぼの振り絞るような切ない気持ちもとても良く出ていたように思います。
真に人を愛するとは、愛する人の愛する者までを護ろうとするいじらしい、うつぼの乙女心など、泣かせます。
静の白拍子姿を待つ間、義経さんがしっかりと目を閉じて、それから目を開く所なぞ、噂には聞いてましたが参りました。綺麗、顔が全く違うほど凛々しい。
床下で泣く義高も大姫も頼朝も全部納まっていました、あっぱれ。
常にカメラの後側から若手を励ますのも大切なチーフの仕事だと思うから時代が変化する中で昔のようにただただ威圧的に上下関係を仕切るのでは無い、育てることがより早く結果に繋がることを、黛氏は良く御存知の最初で最後の世代なんだろうと思う。
腰痛に悩まされながらも人のためにバランスを取りつつ演出なさる姿に義経さんの修羅の道がオーバーラップして、手に汗する隠居です。いよいよ来週は一の谷、これは既に一番始めに撮影されたシーンも含め、義経さんのお顔がどう変化しているのかを見るのも楽しみですが繋ぐ側の御苦労も大変なんだろうな〜。
またも笑ってもらえてこうくると何だか快感です。
次ぎは?
写真で一気に〜。わかりやすいので感謝です。
うつぼ天晴! 大河ドラマ「義経」第26回
一方は清楚で物静かな白拍子。一方は健気で芯が強い下町娘。まるで某ドラクエ5のフローラとビアンカである。白拍子は貴公子の思いをゲトしてちょっと上機嫌。遅れをとった下町娘は、それでも貴公子への想いゆえに、あえて彼の恋人を守るという。”敵”を守ることで思い人の
トラックバック by ひなすけの日記 — 2005/7/4 月曜日 @ 6:37:57
●源義経●〜一の谷の合戦(1)
鹿平氏追討の宣旨 さて、いったん都落ちした平氏ですが、四国の屋島に拠って勢力を回復し、さらに摂津国の福原にまで進み、一の谷陣を構えて京都復帰を目指しておりました。 平氏が構える一の谷は、北側を険しい山々に囲まれていて、南側には海が広がる天然の要.
トラックバック by 源氏の歴史<NHK大河ドラマ「義経」をもっと面白く見るために> — 2005/7/4 月曜日 @ 15:57:10
義経録った?
7月2日
だんなからの一言メール・・・
ごめん
私からの一言メール・・・
忘れました・・・すっかり
ごめんなさい
先週飲みに行ってて、見忘れただんなは、ずっと今日の再放送を録るようにゆってました。
昨日の晩もゆってたけど、トップガン録ってて
「明日朝タイマーいれ
トラックバック by ♪あなたに逢いたくて — 2005/7/4 月曜日 @ 18:52:00
修羅の道へ。
オープニングの「義経様ご一行」がちょっと笑えました(#^.^#)色々考えてるんで
トラックバック by 徒然日記 — 2005/7/4 月曜日 @ 19:35:27
義経 第26話「修羅の道へ」
…すみませんいいですか。
なぜあそこで選挙速報のテロップが出るのでしょうか…(泣)
天災時のは仕方ないですが、あと10分ちょっとで終わるのにー!
義経と静とうつぼが鉢合わせ☆ さあ、うつぼはどう反応する!?とドキドキしながら見ていたのに、ガクッと来ました
トラックバック by 鎌倉恋情 — 2005/7/4 月曜日 @ 20:34:31
義経 第26回「修羅の道へ」
今回の感想 気分転換に写真だらけです(^^)
表示に時間かかるやも知れませぬ。
トラックバック by みはいる・BのB — 2005/7/5 火曜日 @ 22:40:58
義経
久々に「義経」の感想を(1週遅れだが{/face_ase2/})。
木曽義仲を打ち破り都入りした鎌倉勢。義仲の首級が晒されているところへ巴が現れる。刀を抜こうとする巴を制止する義経。そのまま巴と別れるが、これで巴の出番は終わりなんだろうか? この前マシューTVに出
トラックバック by ザクとは違うのよね — 2005/7/9 土曜日 @ 14:55:57
第26話 修羅の道へ
ウワーーン!!
こんなチビッコにその報告は酷だよぉーー!
昔の人は同じ年でも精神年齢高いなあとは思ってたけど、こういうのを見ると大人にならざるを得ない状況だったんだなぁ、とか思う。
そして自分の過去と思わず重ねてしまう頼朝サン。
彼が本音を語る時
トラックバック by :: komaki emaki :: — 2005/7/11 月曜日 @ 6:10:55