厚さ3センチ・・・
夜８時過ぎて家の前をお神輿が過ぎる、先週の浅草３社祭りに続き湯島天神のお祭り・・今年は影なので行事が質素、町会の御婦人が、お昼にお赤飯とお神酒トックリを町会詰め所から、持っ来てくださらなければ忘れていたかも・・。「お、お祭りだったか〜！」と、やっと気がつく始末。影は神輿も地味。寄付も地味。
アメリカの友人が中国行きの前にも寄るかも知れない！と希望と共に仕入れて置いた霜降り和牛、チルド室で出陣を待つの図が２週間経った。
ところが
「掃除、料理など疲れる事は絶対にしない、と約束してください・・・」とメールに断り書きがしてあったのは私のへなちょこ体調を気づかう友情からだ。大掃除も料理も中止。賞味期限になりそうなお肉の出番を失った。早とちりを脳裏が掠める、普段のご飯に贅沢は禁物だし・・・再冷凍は最悪だし。
そうか！！影とは言え祭だった！♪、陰膳で長家のアパート入所祈願もしっかり、せねばならんし・・、と速効でプラス思考に切り替える。
母の口癖、”分厚いステーキじゃなくちゃ”にダメダメと取り合わなかったのを、この際、恩を売っておこうぞ、とばかりお祭りディナー。
チルド保存のまま打ち捨ててあった６００ｇを引っぱり出し丸ごと焼きました。
３等分すれば、見事３センチ弱の厚切りステーキになる。大昔、赤坂に在った人気店のカウボーイハウス風アメリカンなステーキを真似てトウモロコシの付け合わせ。インゲン、ジャガ芋はメークインの面取り。人参は甘めにグラッセ。椎茸のソテーニンニク芽など野菜は根菜主体でいつもながら。
「こうじゃ無くっちゃ・・」と喜ぶ健啖家の母。元気もりもり。脳の老化には肉の脂肪が良く効くそうですから、どうせ食べるならば３回分を１回に減らしてでも満足度を上げるのも喜ばせる手かも。インスタント親孝行なり。
そして５年来の夢、友は月曜に中国観察話しと共に現れ、翌朝アメリカへ戻ります。なんと短い逢瀬でしょう（笑）か。
