2005/1/4 火曜日

初七日に思う

Filed under: 家族 — patra @ 0:26:31

地球儀の軸を急回転させたような勢いで時間が過ぎているような暮れからお正月

私が写した晩酌時のご機嫌な父の姿、これを非常に当人が気に入っていたので
遺影にしました。90歳の時のものです。しあわせそうで健康でした。まさか?と
父
今でも遺影を見ても信じがたい気持ちでいっぱいです。

もう4日は初七日なんだ、と思うと命の儚さに呆然とします。
それにしても今回の検査入院がとんだ結果になったのは一重に入院2日目の朝食に不慣れな看護士さんのせっかちな給仕で咽せ誤飲した味噌汁が肺へ入り肺炎になった事が引き金です。あっと言う間に水が溜まり、それを抜かずに放射線をかけたので増々水がたまり、両方の肺がやられたのです。

病気に携わる人々、先生はもちろん不慣れな若い看護士さんたちが、ほんの少し自分たちの仕事にビジネスだけではない「良知」とでも言う見えない道徳心のような、豊かな心で接していたら防げたように今も思うのだが。
そうすれば後1年弱、父の寿命を全う出来ただろうに・・・いくら不治とはいえ、こうも釣瓶落としのような終息では諦め切れない。


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