規制概念のない柔軟な頭脳と熱意…本当に素晴らしい。
膵臓癌、卵巣癌、肺がんにも明るいニュースです。
どぎつい赤は苦手だったけど息子達の帰国前にヘルパーさんが赤いアマリリスを買ってきたので、おまけの樅を外し、飾ってみたら黒い花瓶と黒いテーブルなので良く似合っている。なんでも頭から否定してはいけませんね。
無事に着いたようなので一先ず安心、安心ついでにクララさんと爆睡しました。
やっと寒いかな?と思う東京の朝です。
シミジミと見てしまう。白髪の増えた息子の髪・・・このちぢれ毛は秩父のおアキさんの遺伝子です。幼い時期に辛い思いもいっぱいしたであろう息子が冷静、沈着な男に育ってくれて、これは奇蹟だと思う。よくぞこのスットコドッコイなお母さんから・・・申し訳ないねぇと心で詫びながら閑になって少しゆとりができたらしいので、自分の為に時間が使えると良いね・・・と思いながら朝の慌ただしい中、お別れの握手をしました。
何時も届けてくれる英多朗寿司の若い衆が種の説明をしてくれます。フムフムと嬉しそうなフミちゃん
美味しいを連発するフミちゃん。本当にいつもありがとう・・・に「とんでもない、優しいKyo君なので、しあわせです」と答えてくれる。
獺祭が好きだった!という父親を偲ぶように珍しく盃を重ねる息子・・・・
お豆腐のおつゆも田舎のお土産の柚子で美味しかった。
色々あった今回の帰国、息子の父親だった元の主人のご葬儀が目的だったのだが,亡くなってみると全て遠いこと。でも子供だった息子にはやっぱり重い家族の歴史だったのに違いない。
長く人生やって来て、一先ず無事に息子だけは育て上げたので誉めてもらいたかったけど・・・
生きている間一度も有り難うとは言って貰えなかったのが本音を言うと
ちょっとがっかり。
もっともそう言う片手落ちの神経の人であったから別れたのだけど
せめて息子の今後を天国から少しでも応援してあげてね、と祈りました。
獺祭が好きだったと知り、何時になく息子が盃を重ねていた。
変なところが似て、虎やの羊羹も好き・・・・
フミちゃんに「万一父親の悪い部分が似ていたら、赦してね」と伝え、美味しいお寿司でお別れ会しました。
明日からまた夫々の世界でがんばりましょう。
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