カラスが多かった窓の外
今は静かな夜の帳が降りていますが、最近あまりにもカラスが多い・・・
上の階に病人でもいるのかな?
前の家は順天堂の裏で、カラスが騒ぐ日、必ず霊柩車が止まっていました。
今日のニュースで菅原文太さんが先月28日に81歳で亡くなっていたというニュースも入った。
『朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり』といった心持ちで暮らしていたらしいと奥サマの言葉に、あぁ、良い生き方だったのだな?と思う。
袖を通さずに上着を羽織り暖簾を分けて麻布の蕎麦屋に入って来た、鯔背な姿が思い出されます。
昼間の蕎麦屋の酒を美味しそうに飲んでいた静かな佇まいも絵になっていた。映画とは違った暖かみがあった方でした。
昭和の綺麗がどんどん消えていく。冥福をいのりました。
カラスは嫌いだ。