2020/11/17 火曜日

薬の間違いが大ごとに

Filed under: 人物,腰痛日記 — patra @ 12:54:13

怪我というほどの事も無い僅かな引っかき傷が、昔の火傷跡の弱った皮膚について居たのです。
膝のあたり3箇所ほど、室長さんが足を洗ってくれた時も5ミリくらいの血のカサブタ3箇所でした。

これはヘルパーさんが何度も弱い皮膚なので注意してね、と言っても指が当たり、というより爪が刺さり、血が出て居たのです。火傷は完全に治って居ますが、とにかく皮膚が弱いので用心し、包帯、スパッツもつけて居ましたが、健康な人は手荒いつもりは無くとも傷になってしまった。
   
 
私の失敗は皮膚専門のお医者さんじゃ無く、かかりつけ訪問医の内科の先生に診てもらった事です。
薬が合わず、膝だけでは無く古い火傷の痕まで強い薬を塗ったら、途端にベロッと赤むけになり一向に治らない、血が出てしまったのに、先生は更にピンセットでめくれた皮膚を剥がしたのです。3週間くらいその治療でした。
 
薬を変えたのも3回ほど、一向に良くならず1年もその治療を続けてしまい、私は内科医を2度も変えてもダメなので絶望してました。いまの主治医は3回目、循環器内科の先生が往診医になってくださいました。

 
去年の暮れに息子がお嫁さんと看病に戻り、足を見て驚愕!そして叱られました。
「何で専門医に見せないんだ!?皮膚科の先生に見せなさい」
だってこんな姿を恥ずかしい、と1年に及ぶ闘病生活を恥じる私に
「バカ言ってるんじゃないよ!全く!」と大激怒。 「ひ〜」

そしてアレルギーでお世話になった皮膚科のヒロ先生をお正月明けにお願いしました。
 
「これは細菌を調べましょう」
安心の見慣れた笑顔で皮膚組織を採取してくださいました。

 
結果は何にも悪い細菌(白癬菌とか破傷風とか感染菌)の類は一切ないから、と顕微鏡の結果を報告してくださり、新たに
薬を処方し直してくださった。
 

それでも治らない。
 
「皮膚が弱い上に、寝たきりで血流がとどこおているからね」
 
と先生も3回薬を変えてくださって、月曜、水曜、金曜のお風呂日にきてくださる看護師さんと頑張って薬を塗って包帯し続けました。
 
 
10月ごろから良くなり血も止まり、上皮が出来つつあり大喜び。

 
そして11月、生ま生ましかった傷が乾いて痛くない。良かった〜〜治る兆しが顕著で看護師さん3人も大喜びでした。
 
結局、今回の学びは専門外の先生では埒が明かないということを肝に命じました。
 
薬も合う、合わないが人の体質によって 違う事も知りました。
ヒロ先生、ありがとうございます。恥ずかしがらずにもっと最初からお願いしないでごめんなさい。
 





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