2010/4/28 水曜日

鱈とホタテの甘酢あん

Filed under: 家族,料理,日々雑感 — patra @ 0:30:21

母が怒ると「食べない」という事で抵抗します。老人が何に怒るかは大概、自分の不甲斐なさ、健忘症に依って起こるトラブルによる逆切れです。昨日は外回りの清掃をお願いしているシルバーセンターさんへの支払いを「自分で病院の帰りに郵便局で払う」と言いつつ、バッグにしまい込み奇麗に忘れたらしい。区役所から催促の電話があったのが屈辱だったらしいのです。すぐ払いに行って!とヘルパーさんにお願いするのを私が止めたら、もうお冠。雨が降っているしお風呂の日は母の部屋のお掃除日なのですから・・・他色々なもめ事があった日。
小さい事も重なるとお互いが不機嫌に成りますね。私は雨の日はお使いの人にも気を使ってしまいます。不味い鰻を取ってしまったのも不機嫌な理由でしょうか?
昨日は夜は食べなかった母、胃の手術をしていたらどうだったでしょうか?77才で胃の全摘をした宍戸游子さん(錠さん夫人)が亡くなった。
去年の今頃、母は胃の検査と告知を受けたのです。日々のストレスも多いには違いないが、こうして食べられるだけでも我々の選択は正しかったと信じたい。92で胃の全摘はありえない。
そこで晩は鱈とホタテ、昨日使う筈だった食材を一度に始末する意味で中華です。
一口大にきった生鱈は軽く塩胡椒、片栗粉をまぶします。ほんとは油でカラリと揚げてから野菜と一緒に炒めると本格的だけどレンジで2分、椎茸,タマネギ、インゲン、を炒め火が入ったらホタテも入れ軽く炒めて鱈を加えます。カップにお酢大さじ1味醂1日本酒2醤油1・5お水2片栗粉1を混ぜあわせたタレを初めに用意しておき、それを絡めてトロミが出たら出来上がり。
水菜を細かく切ってお皿に盛ってから・・・本当は香草が良いのですが。
甘酢あんが美味しくてご馳走でした。唐辛子を入れればもっと味がしまって本格的。
ムスっとした母の不機嫌は、やっぱりストレスなのでしょうか?引っ越しの話になるとアカラサマに嫌な顔をするこの頃です。元気を出させようとしても一度ヘソを曲げると引っ込みが着かないのか、強情なのが彼女の癖です。お皿を突つき回して残す、という無礼をしますが昨日は全部、しずかに食べました。母には半分の量です。
甘酢あんが絶品、でも野菜は炒め過ぎですが老人相手だからしかたないか(笑)
細かく切らないの?と言われそうですが自分で器用に切ってます。
夜が不用心なので朝までおきてますが、PCで申告する練習がまったく頭に入らないのです。
参っちゃう。





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