2010/3/20 土曜日

目からウロコ

Filed under: 人物,日々雑感,時代 — patra @ 14:16:47

正直いってさっきは驚いた。なるほど!とも思う。こんな呟きを読んだのです。
「 Tomohiko_Yoneda
僕にも今年95歳になる祖母がおり、誇りですねw 彼女は福岡から疎開した佐賀でキノコ雲を見たそう。すごい経験 RT @munetakanyc: 今年32になる僕にまだおばあちゃんが二人いる事。これ以上の自慢はないと思う。自分はきっと幸せ者だと#kizuku 」

このやりとりから透けてみえる家族の背景にある老人への尊厳がすばらしいと思った。何も知らなくとも透けてみえる。

私が21才くらいの時に祖母92才、大伯父76才くらいを相次いで亡くしていたが、呆気ない感情しか持てないほどの教育しか両親は示してはいなかった。同居する老人も居なかったから学ぶチャンスを逸していた。
僅かに14才から18才の夏、祖母がお目付役で夏の海の家を借りて共同生活をした時代に僅かな老人経験がある。
日々のお惣菜の工夫に老人は賢い!と思った。蛇が出て来ても嵐が来ても驚かない度胸を不思議だった。が自慢とは思わなかった娘だった。

祖父母が健在で尚其の事を「誇り、自慢、」とサラリと伝えられる意識は非常に大切な頼もしい感情です。

先日、美女対談で女優の秋吉久美子さんが定理した
「もしかして,人間はもっとも不得手なものこそ、修行させられる運命なのかもしれない。」と話していたときも、そうかもしれない!と膝を叩いた。

学校では教えてくれない精神、老人を誇りです、とさらっと言える人間性は、それはを育む家族の暮らしの中から伝わるものでしかないのです。
今の時代にこんな気持ち良い言葉をみつけられた事、twitterをやっていて良かった〜とつくづく思ったので記録しておきました。人格が透けてみえる呟きに遭遇するのがうれしい。
男が優しい目線を持たなければ,世の女性は育たない・・・と言うことも,敢えて付け加えておきましょう。

追記
男の子が老人に優しい目線が出来る!!・・・と言う意味です。蛇足ながら、むやみに女性に優しいという話では無い。





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