2009/9/20 日曜日

中身のないカボチャ国

Filed under: 日々雑感,時代 タグ: — patra @ 2:39:59

CIMG4059飾り用のパンプキンが届く。去年も大きい黄色のオレゴン産を取り寄せる寸前、怪我だったので今年は可愛い野球ボールよりちょっと大きいのを色々、お花の代わり。今日は一日届いたキッチンカタログを見ていて目が悪くなりそう。不思議な国ですよ日本って。障害者自立支援法が打ち切られる事になった途端,企業の障害者向けのサービスも終わりになっていたのには驚きだ。当てにしていた車椅子用キッチンのO’MADE XIMOの開発サービスが3月で打ち切られ商品化されないのだそうだ。代わりにリビングステーションという新しいキッチンカタログに対応が有るというので探してみたが,最早車椅子対応とも障害者向けとも、何一つ表示されてはいない。ただ足元の引き出しが引き出せて椅子に座われるようになっているだけの写真が後ろのほうに載っていた。・・・病院も企業もビジネスだから需要が無いとサービスが打ち切られるのは当然だが,2004年頃,急にバリアフリーを言い出し、世界障害者年に標準を合わせたような辻褄合わせだけのサービスだったのか?と寒い思いが又もした。何時も不思議に思うのだが,日本の企業の作る電化商品等の保証期間はせいぜい5年。部品が無くなったり仕様が変わったりと永続性が無い事。一般的需要の少ない障害者用キッチンや座シャワー仕様などは完成度の高いものを20年スタンスで開発して売り続けて欲しいものだ。メンテナンスなど確かに面倒でビジネスにはならないのだろうが・・・企業体質に中身が無さ過ぎ。

不機嫌になってカタログをひっくり返し眺めていたらイチロー選手が地元シアトルでニューヨークヤンキースとの試合で、サヨナラホームランの快挙再び。ゆっくりとダイアモンドベースを周りマリナーズの同僚に笑顔で取り囲まれる映像が飛び込んで来た!!・・・すばらしい♪。スポーツ選手の精神力ってほんとに人をしあわせにします。





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