2009/8/3 月曜日

うまいんだな,困った事に

Filed under: 感想,料理,日々雑感 タグ: , , — patra @ 0:21:34

cimg2575cimg25701cimg2571息子のブログでスイカに塩では無くスイカにチーズが中近東料理では食されると紹介されてから、だいぶ日にちが過ぎたのだが、朝母が一切れ食べた残を夕方試してみた。スイカを細く切って、とろけるスライスチーズと食べてみた。かすかな塩味で、ひょっとするとトマトとモッツアレラより美味しいかも・・・。

WOWOWで「おくりびと」を一緒に見るために早めにスタンバイ。焼そばを野菜とおソバ、茄子と舞茸と黒豚を別々に調理してから合わせ美味しく頂く。
そして映画は監督のインタビューや事前の情報を仕入れ過ぎたせいか、我々世代には普通だった・・・母など、「なんか、アンタがお爺ちゃんの死んだ時に見せてくれた気配りや手配のほうが感動した」とアッサリしたものだった。
確かにひと昔前は葬儀屋さんが来て納棺する前に用意万端調えるのは家族の仕事だったので、ちょっと世間の大騒ぎが不思議・・・という印象を持ちつつ我々は感受性まで鈍ってきてるのかな?と、「大泣きした!」という息子夫婦の話に笑いこそすれ何処で泣くの?と不安になりかけた時・・・死んだ父親役の峰岸さんの握った手の中の小石を見て鬼の目にも涙、泣けました。なるほど・・・世間は親と子が離ればなれで暮らす人々の方が圧倒的に多いのでしょうか。やっと出会えた時がお別れの時というのでは悔いが残りますね。
本木君の見事な流れるような所作は、ほんとうに奇麗で厳粛だった。しかし、考えてみたら6年前、父の葬儀を取りまとめてくださった葬儀屋さん、彼等ご夫婦は若かったのに実に見事だったな〜ありがたかったと改めて思いました。納棺師がブームになる前なのに・・・。
良く生きるという事は上手に死に向かう事と同じ・・・何か目新しい発見ありや?と思って見た映画ですが山崎努演じる社長さんの「うまいんだな、こまった事に」と同じように日常を飽きずに生き、日々美味しく食べる事で徐々に門に近づく距離を縮めていくことに致しましょうよ・・・母と笑いあった晩でした。

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