2009/4/15 水曜日

簡単に考え過ぎな工事現場

Filed under: 日々雑感,時代 — patra @ 1:07:39

 

実に嫌な事故が麹町で起きた。クレーン車が又も転倒したのだ。

目下我が家はこの麹町の現場より危険な状態、工事の敷地にグルリと取り囲まれているような状態にある。麹町の事故が何時我が家にも起こらないとは断定できない状況です。

落ち着いた町並みの本郷も高層マンションや自社ビルラッシュが来ています。狭い家並の隣に突然ユンボがクレーンが林立する危険と隣あわせの時代がやってきました。

赤門の付近に高層ビルのマンションが建つ計画は付近の住民の孟反対で20数階建てが19階建てに決着がついたそうです。住民達は昔からの景観が損なわれるとし区役所にも働きかけせめて15階に留めたかったらしいが、マンション開発 業者の算盤では採算が取れるにはもっと高層でなければならなかったのでしょう。が,結局19階で決着がついたらしく我が家のポストにもそのお知らせが入っていました。

新社屋建設に反対を訴えるにしてもたった1軒だけが挟まれるように残った我が家です。軽く考えていた会社は私の猛然とした抗議に初めて近隣対策に抜かりがあった事の重大さを知ったようでした。目下調整中ですが昨日も恐ろしいくらい揺れました。工事の為の基礎作りの前の壊しの段階でこれです。地響きたてるクレーンが風で倒れてきたら我が家は潰れる至近距離です。鹿島建設が受け請っているので企業イメージのために低姿勢ですが、これは想像ですが工事人は下請けの孫請けかもしれません。

月毎に現場監督が代わります。昨日も抗議の電話を3回しましたがその都度担当が違う。さいごは女の子が「すいません、すいません」を繰り返すだけ・・・麹町の現場の事故をよそ事と考えていないか?去年の12月以来一々煩く抗議する私に辟易してるきらいの彼等に言いたい。非常に危険きわまりない工事を押し進めようとしているのですよ!君たちは。 素人と侮るなかれ・・・工事の進行表、使う機材などの図面をしつこく提出させ孤軍奮闘する私の心配を麹町の事故は示唆してくれています。

ビル風というのも恐ろしい勢いで空間を抜け、吹き込みます。あらゆる危険が発生することを心して予測できないような建築現場では事故はかならず起きるものです。下請け孫請けの工事人だったら「危険」の認識さえ徹底した知識の無いものが居るかもしれない。クレーンに対し重量オーバーだったなど誰も気にも留めなかったのは工事現場の慣れと慢心だとおもう。





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