斉藤さん・・に近い私
2階の母の部屋に内線をしても出ない、長くコールしても出ない。何度、呼んでも出ない。
その内そちらへ電話もかかって来たので、今度は出るだろうと様子を見て下からは取らないでいたら、ありゃ又も出ない・・・。
という事は何かあったのかしらん?仕方ないので2階までリフトで行く。ドアは二重になっているので外から声かけながら開けると,素っ頓狂な返事と共に元気な母がベッドからヨッコラショと起きてきた。
「眠ってなんか居ないわよ!、電話の音なんかしないもん」そう何度も言い張る。
子機が充電器から外れていたので電池切れになっていたらしい。
それより何より10月に直したばかりの部屋に又、雑多なアルバムとか本、お菓子の紙とかが秩序も無く散らばっていた。
昨日は、部屋にヘルパーさんが来てお掃除したばかりなのにベッドテーブル、椅子、戸棚のあらゆる所にモノが曲がって載っている状態にうんざりしました。
ベッドサイドのスタンドはリクリントの笠が外され投げ出され裸電球にしてある始末・・
「だって笠があると本を寝て読む時、暗いのよ!」
床にモノを置いちゃ駄目!と散々言ってあったのに窓際の床には消毒用のパッドやガーゼ、紙オムツ類が山積でカーテンで隠してあった引っ込んだ着替えコーナーはレールもカーテンも取り外され投げ出されたままの状態だった。(これはチェストを入れた時、運んだ掃除人が戻さなかったのかも?ドラマの斉藤さんのように駄目なものは駄目、と一々事細かに監督しないと元に戻す,そんな当たり前をする人も居ないようだ。
「訪問看護士さんが何時も使うから出してあるのよっ!」
そうなのか?その為にわざわざチェストを部屋に入れたのに,消毒グッズ出して,終わって仕舞う行為をさえ面倒がる人は母、本人ぐらい、そう居ない筈・・・なぜお願いします、と言えないのかしら。
それとも出して仕舞う・・は医療行為の範囲を出るのか?
母の部屋の秩序を保つ!を訪問介護にだけ任せるのは、もちろん期待はしてなかったが自分の読みの甘さに,暗澹としてしまった。
こうなったら更に嫌われ覚悟で「斉藤さん」現象発揮でがんばりましょうかね〜。