2006/11/10 金曜日

ニューシネマパラダイス

Filed under: 感想,日々雑感 — patra @ 1:30:27

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 スペシャル・エディション
何度観ても好きな映画、こんどは完全オリジナル版だったのでつい観てしまう。3時間強・・・

「人生とはお前のみた映画とはちがう、もっと困難なものだ・・ノスタルジーに惑わされるな、帰ってくるな」村を出てゆくように諭すアルフレードの言葉の意味が30年後再会する恋人だったエレナの言葉につながるのがせつなかった。
「これでいいのよ、二人が一緒になっていたら貴方は映画なんか撮れなかったでしょう」

成長し成功した監督になったトトに残した村の映像技師だったアルフレードの遺品は・・フイルム缶だった。検閲で切られたキスシ−ンを、延々と繋いだものだった・・・何度みてもこのシーンで笑ってしまう。

さて現実に戻って・・
痛み止めを座薬から飲み薬に変えて様子をみていた母、血液検査をしたら腎臓の機能が戻ってきたとのことで喜んでます。ただし体重が増えてしまった。結局大学病院は大きすぎるせいでコマ目な指導と連携が効かないのだろう。そうなると患者は常に母のようにセコンドオピニオンとして近所にも相談できる内科医をもつべきだろう。
栄養指導も曖昧なまま強い薬だけ投与されていた大学病院への通院1年だったが、この時代は少なくとも整形、内科、の連携が不可欠だとおもう。サービスの面では著しく向上しボランティアの人々が受付に常時待機してくださる!など素晴らしい面も出て来ているが、どう病と闘かってゆくかさえ自己責任の時代なんだなと、つくづく思いました。

30年なんてアッという間だった。時を惜しめ!


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