2005/6/20 月曜日

後生だから「義経」さん

Filed under: 大河義経 — patra @ 1:49:01

お子ちゃま、という事で言うと今回も義仲の不作法ぶりは大変なものだった。いくら木曾の山奥から出て来た無骨とは言え、部下の狼藉も嗜めない「それがどうした!?」には呆れ返るが、ジッと成りゆきを見ていると義仲なりの憤怒も描いている。
その辺りはあいかわらずひなすけさんがお見事ですね。

追い詰められた鼠が猫を噛む状態と天下取りを妄想する井の中の蛙の滑稽ぶりをまぁ上手に演じていること、と小澤征悦にうっとりした24話でした。しかしすでに半分も来てしまった「義経」だ。大河ドラマ好きな父の供養でなければ到底飽きてしまう私と違って、熱心に見て感想をのべてくださる若者に感激する毎回です。

脇はどの役者を取っても見ごたえある俳優陣の中で、主役の希薄ぶりは、しかし辛い。声音、目線、立ち振るまい、姿勢のどこにも自らが役者として汗する工夫がみえないように思ってしまう。綺麗なだけ、って何だかまるで意味が無い・・優等生だが存在は薄い、と言うクラスメートのようだ。損ですよね、ご自分でもって自覚しないことには。
私の言いたい事を代弁してくれている♪〜音符さんの苦言に大きく頷く隠居だった。

キャステングは運、この妙をチャンスとして活かすのは個人に負うところだもの。
はやく化けてくれ〜


  1. さ・わ・や・か、アカヒ将軍・大河ドラマ「義経」第24回

    冒頭、巴たちが暴走して義経を討ち取ろうとしたのを止め、義経に一礼して去っていく義仲は一種爽快であった。以前の越後の山中での義仲の、やぼったくもさわやかなあの姿を思い出したのは私だけではあるまい。その義仲が狂っていく。天下を左右できる地位に座ったが故に、”

    トラックバック by ひなすけの日記 — 2005/6/20 月曜日 @ 6:00:32

  2. 動乱の都。

    いきなり九郎は巴の軍勢(って言うほどの人数ではないが)襲われた(゜o゜)しかし義

    トラックバック by 徒然日記 — 2005/6/20 月曜日 @ 6:56:40

  3. 義経 第24回「動乱の都」

    タイトル通り本当に「動乱の都」の様子が分かる展開でした。
    でもこんなに木曾の悪行を書くなら、平家の悪行ももっと書いてほしかったかも。
    清衡が(悪気はなかったんだろうけど)仏様焼いちゃったこととか。
    あれでお寺に避難していた民衆も焼け死んで凄惨な光景が広がっ

    トラックバック by 鎌倉恋情 — 2005/6/21 火曜日 @ 18:53:39

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