2004/12/23 木曜日

世代交代があってこその日

Filed under: 人物 — patra @ 2:10:42

私が現役だった頃、引退直前に最もイキが良く印象に残った若きディレクター中島信也さん、当時は「君」呼びにしてしまったかもしれない、誠にご無礼しました(笑)、デジスタ・アウォード2004年の審査員長で貫禄十分な風貌とともに、入道風な頭になっていて驚きました。これじゃ私が年をとるのも不思議はないわ・・・。目は非常に鋭かったけれど才気溢れる好青年、もちろん髪はフサフサ...しかし若かったな〜。若いクリエーター達の良き理解者になっておられる姿に感動しました。

「在来線の座席の下に住む男」坂元友介さんの作品が賞に選ばれたのですが以前惜しくも賞を逃した「歯男」と同じ作者です。ご自分の人形に思い入れが強くて、お人形に語りかけながら撮影が終わると深々とお人形にお辞儀をする人の優勝だった。なるほど・・・。

私は「科学サイエンス」の重田裕介さんの作品にぞっこんだったけど残念!

インタラクティヴ部門は
音楽をビジュアル化し、視覚化してみせた川瀬浩太さんの瞬間調光フイルムを使った目の離せない音!もすばらしかったのに残念だった。ナルシズムは物創りには欠かせない要素です。
どの作品も素晴らしかったけど優勝はこの作品でした。


RSS feed for comments on this post.

© 1999 - 2023 Patra Ichida, All Rights Reserved.