2004/9/27 月曜日

今、土方に逢いたい。

Filed under: 日々雑感 — patra @ 3:43:44

アマゾンで注文していた山川健一さんの本が週末に届かないのでおかしいな?と思ったら何と住所記載ミスで番地が抜けていたそうだ!私?と自分に呆れる・・・表紙があんでる泉さんの絵です。まず美しい浅葱色が目にとびこむ、清潔な絵とレイアウトが非常に好感が持てます。なんと私はこのあんでる泉さんを殿方だと勘違いしたうえに読み方も間違えていました。「別に隠してはいないので・・・」と教えていただいた正しい読み方はアンデルセンさん。若い24歳の女性と知って一層、驚きました。こうして実物の本を手に取って眺めるとあらためて感動が伝わります。大袈裟に言えば新しい時代の扉が開くような厳粛な瞬間に立ち会ったかんじ・・・、此の絵で無かったら此のタイトルは活きてこない!とまで思いました。山川さんスタッフの慧眼に脱帽です。
早速、初めに・・・を読むと・・・・
この新撰組の隊服は、当時は受刑者に与えられる死に装束の色だったのである。俺達には死ぬ覚悟ができているんだという意志表明だったのだろう。そういう集団が怖くないわけがない
・・・・とある。あんなに涼やかな色が死に装束の色だというのか?もう巻頭から引き込まれ、ワクワクする気持ち、あっと言う間に半分も貪り読む。これはじっくりと読まねば、と思い直して、兼ねてから注目の上海のF1の中継をまず見る事にする。

噂に聞いて居た上海のF1レース場は、時代が大きく変わろうとしている気配をまざまざと感じさせる。規模の壮大さが圧巻なのと計算されたコ−ス設計が見事だった。慣れない選手には問題もあるだろうが、コースアウトしても余裕の広さが
安心を感じさせる。レース事態はバルチェロの勝利で平凡だったが遥か遠くに、鈴鹿レース場をやっと作った日本にくらべ上海の町の側のサーキットは1周約5.5キロ。上海市が総額26億5000万元を投じて今年3月に完成した凄い入れ物。レストランで、足元から眼下のエクゾ−ストノイズ を堪能できる仕掛けもあるらしい。広い国ですな、しかし。

楽天とライブドアがつばぜり合いをしている間に世界はどんどんニーズを巨大化しはじめている、まだ、島国根性なのか、と寂しい。 
F1の佐藤琢磨選手には来年こそ表彰台を期待したい。スポーツの世界にはこんなに有望な獅子がいるのにな、今、土方蔵三よ何処に・・・と叫びたい。


  1. 土方歳三のオークションが始まったよ

     Yahoo!オークション第2弾は、今日からで、土方歳三だよ。「風の人 土方歳三」と書きました。風のように北の大地へ吹き抜けていった人、というイメージがあったから。 どういう言葉を書くのか、けっこう悩んだんだんだよね。土方歳三の言葉をぼくが書くのは、おか

    トラックバック by 幕末武士道と新選組 — 2004/9/30 木曜日 @ 0:13:31

  2. 山川さん、トラックバック、ありがとうございます。
    サイトへご紹介もいただいて照れまくりました。あんでる泉さんとの出会い
    ほんとに大袈裟じゃなく運命的だと思いました。
    「風の人 土方歳三」とてもイメージです。
    あと数ページで完読します。表紙を丁寧に剥がしてチェストに飾って、時々眺めながら御本に没入。近藤勇がもてた理由の解釈が、殿方と私ども女子とでは、見方に若干の違いを感じて面白かったです。

    つぎの「イージーゴーイング」も素晴らしい表紙ですね。
    デザイナーの発想がとにかく自由、これにも風を感じちゃう。

    コメント by patra — 2004/9/30 木曜日 @ 5:10:47

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