2004/9/18 土曜日

赤坂璃宮のマンゴウプリン

Filed under: 料理 — patra @ 1:03:06

甘いものを極力避けるようにしていると、反動で無性に何か欲しくなる。そこでデザートとして食後に一緒に食べると太らない、という巷の噂を信じて、というよりその言葉に縋って最近みつけたデザートは「マンゴープリン」10年前にも一次大流行になった、フィリピン制の恐ろしい造り方をTVで紹介されてからは不人気となった四角い箱入りではなく、心機一転をめざす森永製品です。中華でおなじみの赤坂璃宮の鉄人、譚彦彬さんプロデュース!たっぷり濃厚マンゴ−プリンこれ、とってもおいしい。

味が良いのでこれに本物のメキシコマンゴーがあれば切って添えると立派なデザートになるとおもう。残念なのはパッケージデザイン、日本企業はこの辺が全くおざなりです。

フランスではデザートのない食事は、いくら美味しくとも片目の美女のようなもの、物足りない・・・と言うそうですね。アチラでは料理に砂糖をまず、殆ど使わない事とも関係あるかな?と考えています。和食は隠し味に味醂やお酒、煮物に至っては砂糖が結構入ります。日本食の後はあまり甘味が欲しく無いのは気のせいかしら?

お昼は殿所望のヒレカツだったせいか、ちょっと甘味デザート、添えたら嬉しそうでした。夏やせしすぎたので冬に向かって昼ご飯にボリュームを持たせる事にしました。こんな事で老人の体力を微調整します。夜は日本酒を8酌だけきっちり晩酌なのでデザートの入る余地無しです。和食一遍党の肴、ほんの少しですませます。

残った鰺をマリネにしよう、と目先をかえるつもりでフレンチスタイルのレシピを探していたら、鰯のマリネに・・・

パリ通信を読んでいたら、ここでパリには白のワインビネガーを探せない!と出てました。あ、そうかもしれない。白も赤も基本は家庭で飲み残したワインを瓶に溜めて発酵させて酢にしているのだ、と、昔、聞いたことがあるからです。

フミちゃんから聞いた話しですが、近ごろは共働きが多く、料理好きなパリジャンばかりじゃないそうで、茹でた鮭、まるごと1匹をドン!と出されて悩んだことがあるらしい。ニンニク入りマヨネーズで食べるらしく、つけ合わせは茹でたお米だけ、しかも自慢げに、サバ〜♪と出されたそうで・・・・おそろしや。
お米を野菜と考えるフランス人。他に色が全くなかったデイナーとして妙に印象に残ったそうですよ。


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